こんにちは、はじめまして。マロンといいます。
ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。
今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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88DAYだよね!
わーい!でもまだ何もできてないよ…!チクショウ!!
一応、今回目論んでるのは今まさしくちょびちょび連載してるこの全員高校生ものをそれなりにキリのいいとこまで書ききって、挿絵募集できたらないいなー、なんて…身内ネタすぎてすみません!というか挿絵なんていただけるのか、こんな趣味に走り過ぎた話でっていう、あ、うん。そこは考えたら負けだって知ってる^q^q^
…そういや、去年も超化スクネタだったんだよねー。
そして今年も超化スクなんだよねー。
私どんだけ超化スク好きなんだろう…うん、知ってたよ!
そしてアルスクも好きだよ!いうまでもなかったね!(いい笑顔
ティメスクがメインだけど、なんかアルのがいい雰囲気なのはもはや拙宅では仕様になりつつある件。むしろ恋人じゃないから良い雰囲気なんだろうなーとも思うんだ。踏み込んでこない、いかない。だからこその安心感。でもやっぱりちょっと寂しいとか思ってるといいよね!
ティメはいつでも通常運転です。
「「女性は…」とひとくくりにすると、それは女性への侮辱になりますよ」
臨時収入で、中華料理屋さんにてんやものをお願いし、二人でつつく。
ふと、さっき感じた疑問を口にすれば、アルはいつもの笑顔でさらりといった。
「まあ、女性もよく「男は…」とはいいますけどね。あくまでそれは一般化にすぎません。結局、そういうのは好みの問題ですからねえ…たまたまああいう悪趣味な人が好きっていうのも、これだけ多くの人間が世の中にいれば中にはいるでしょう」
「そーいうもんかな」
「それに、二人同時にとなれば…どっちかというと、想いよりも欲重視でしょうね。最初から相手も遊びとわかっててのっかってる部分はあるでしょう。人気者二人を同時に相手できるという、くだらないプライドも含めて、ね」
さも興味なさげに切って捨てるアルの言葉は、やっぱりなんだかんだいって僕が知る限りは一番納得がいく言葉だ。
「じゃあさ、なんで兄さんたちはいつも一緒なのかな。あれも遊び?」
だから、訊いてみる。己たちの兄のよくわからない関係性を。
僕の質問に、アルは酢豚に伸ばしていた箸をとめ、少し驚いたような顔をみせた。あれ、僕なんか不思議なこといったかな。
「兄さんとクロウさん、よくわかんないんだよね。やってる行為は一応恋人のそれでしょう?でも、恋人なのかと訊かれればよくわかんないし」
「…貴方からあの人たちのことが口に出るのは予想外でしたねえ」
「え。そう?」
「アイツの影響でしょうかねえ…そもそも女性のことも今までは一切興味なさげでしたものね」
いわれてみれば、これまでも似たようなことはよく起こったけど、そんなに気になったことはなかったな、と思う。でも、アイツの影響ってどういうこと?
「…いえいえ。良い傾向だとは思いますから」
アルはにっこり笑って「冷めますよ?」と食事を再開した。
んー、なんか誤魔化された気がしてならないんですけど。
まあ、兄さんのことは兄さんたちの問題だし。僕がああだこうだ詮索するものでもないだろう。
「あれ、アルくん、お友達?」
気がつけば、すでに酢豚の残りが僅かになっていて。食卓は戦場だという言葉を思い出した僕は、さっさと気持ちを切り替え、箸の行く末に集中した。
黙々と食事を続けていれば、かたんと扉が開く音。
あれ、わざわざ人を追い出したあの人があこのタイミングで帰ってくるとは思わないんだけど…一体誰だろう。
そもそも、あの人がアルにくんづけで呼ぶなんてありえない。滅多に人の名を呼ばない人だしね。他人であれば覚えない。家族であってもきっと…恥ずかしいのだろう。
じゃあ一体、と振り向いた先には…それでもあの人にそっくりな人がいた。
「ええ。スクです」
「こんばんは…お邪魔してます」
あえていうなら、あの人の纏う「俺に触れたら怪我するぜ」という刺々しい空気をふわっと柔らかくぽわぽわさせて、眼鏡をかけたって感じかな。
あまりにも似ている。ということは、きっと兄弟…もしくは親戚か。
一応アルとはそれなりに長い付き合いだけど、他にもお兄ちゃんがいるなんてきいたことなかったんだけどなあ。
「ああ、もしかしてツフルくんの弟くんかな?」
「はい、一応…」
そんな僕の疑問は置き去りにされたまま、ぱっと豆電球がついたような顔をして、そっと手をさしだしてくる眼鏡の人。
数秒遅れて、握手を求められているのだと気づき、おずおずと手を差し出せば、ぎゅっと握られた。
「やっぱり。髪の輝きがそっくりだもの」
「はあ…」
「あ、ごめんね。紹介遅れて…僕はノンパ。来春、こっちの大学受験するから、先に空気に慣れておこうと思って、弟たちが住むここに転がり込ませてもらったんだ」
握られた手はそのままに、至近距離でぽんぽんでてくる言葉たちには思わず僕でさえ、面食らう。
最近、ほんとにマイペースな人にばかりあうなー、と頭の片隅で思わずにはいられない。
それでも、どうにか与えられた情報を整理すれば…おそらくは弟たちとはアルたちのことを指すのだろう。
どっちかというと、なんかぱっとみはあの馬鹿を連想させるんだけどなあ。
「この方は諸事情でお爺様と田舎に住んでいたんですけどね。数年そのお爺様も大病を患われまして、それを機に家族全員がお爺様の家に引っ越すことになったんです。ただ、どこかのお馬鹿さんがこの街を離れたがらなかったので。ついでなので私も残ってたんです」
「変なところで我儘で困る弟たちだよ」
だけど、「そこがまた可愛いんだけどね」と笑うその人に、ふいにやっぱりアルのお兄ちゃんなのかもしれないなと思う。
うまく説明はできないけど、底をみせない何かを持っている気がして。
少しアルと質は違うけども。
もしかして…あの人の機嫌の悪さはここに起因するのかもしれない。あの人、ほんとアルが苦手だからなあ。この人まで追加されたら、家に帰りたくないのかもしれない。そうなると、僕が家に帰れなくなるんだけどなあ。こうなったら、お泊り道具ひとしき持ってきた方が無難かもな。
「こっちの都合を一切きかないお兄様がたに、こちらはいつも手を焼かされていますけどね」
情報統合の結果導き出した結論に、一人勝手に頷いていれば、視界の端に、ふっと肩をすくめてみせたアルがみえた。
「それよりも、残り僅かですがお兄様も食べますか、酢豚」
「わー、おいしそうだね。僕腹ペコだったんだ。喜んで、いただくよ」
「だったら、いい加減、その手、離してあげてくださいね」
「あ。ごめんね。なんとなく、懐かしくて」
アルの言葉にようやく手を離してくれたその人は、酢豚に意識を切り替え切る前に「これからよろしくね」と人懐っこい挨拶をくれた。
あの馬鹿に続いて、またもや現れた不思議な人。
事件って立てつづけに起こるときは、起こるものなんだなと…気がつけば残り一個になっていたしゅうまいを口に放り込んだ。
~~~
ノンパ無双すぎる件。
だめだ、ノンパをクロウと双子にすると怖いものなしになってしまう。やっぱ一番強いのはある意味この人だなあ。私ごときでは扱いきれないぞ…!^q^
ここから先、いろいろ不安すぎる…!
絶対プラン通りにはいかないぞ。わー、どうしてくれよう。
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