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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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というわけでもないけど、なんとなく思いついた大学生もの。
もともとちみっこティメスクをほのぼのでかきたいなーって思って、いろいろ妄想したところ、ちみっこたちを32歳が育てるとかおもしろいんじゃね?という結果にたどり着きました。笑

もう、最近なんでもありすぎる妄想ですみません^q^

一応軽い設定として、通常年齢からマイナス11歳で。
ノンパ、クロウ、ツフルは22歳で大学4回生。
アルティメスクは、5歳で保育園に通ってます。




「…さて」

今、俺の目の前に広がるのはただの灰。いや、的確に言うならば、焼き損なわれたのであろう、炭のかたまり(すでにそれがもとはなんだったのかは判別がつかないが)および、ひんまがった鉄の屑。この状況だけ見るならば、いったいなんの映画の撮影だと疑いたくもなる。だがしかし、これは現実であり、決して他人事などではない。

「とりあえずは、寝るところを確保しに行くか…」

といっても、ただそれを見ているだけでは何の状況も好転しない。何やら堅苦しい服を着たやつらが、いろいろ面倒なことを説明していたが、弁償金と保証金が出るという一言さえもぎとれば、正直面倒な処理はすべて任せてしまうほうが賢い。

アパートの住民の一人の火の不始末により、全焼した俺の住処。お昼時ということもあり、死傷者は0だというが、5人が一気に住処をなくした。大家の話では、俺以外の4人は実家に避難したり、大家の紹介で近くの賃貸を借り直したりしたようだが、俺にとって実家なぞ論外だし、だからかといって、わざわざ借り直すのも面倒で『友人の伝手を頼る』と断った。

「まあ、アイツの家が無難か」

別に暫くの仮宿であれば、大学の研究室でもいいかもしれないが、どうせなら布団で寝たい。ならば、無駄に金だけはもっている友人の家に転がり込むのが手っ取り早いし、それなりに衣食住は保証される。
どうせもとから、半分はあの家に転がり込んでいたようなものだ。今さら連日泊まろうが、文句はでないだろう。





「ほう…言いたいことはそれだけか」
「どうせ今更だろ」

だが、予想外にも、その友人(このカテゴリがコイツと俺の関係にあうかは甚だ疑問が残るが、他に妥当な言葉も思いつかないからいいだろう)は難色を示した。いつもならば、「お前も物好きだな」などと大概失礼な一言を放ちはするのがコイツではあるが、「お互い様だ」と切り返せば、それが合言葉のようにスムーズにことは進むというのに。

「――今は都合が悪い」
「なんだ、珍しいな。家の提供なぞで、都合とは」

俺に遠回しな言い方は意味がないと判断したのか、今度ははっきりと拒絶してきた腐れ縁の男。コイツとは高校時代からの付き合いだが…こんなことは珍しいどころか、初めてだ。

「…兄貴が押しかけてる」
「は…」

しかも、どこかやつれた様子はただ事ではない。言外に何があったと問えば、何十秒もの沈黙を経てようやく出された答え。そこまでためらうからにはそれなりに大きな理由であろうと思ったが、まさかの答えにこちらも絶句する。
なんだ、兄貴が居たのか。そう切り返そうにも、どこか悲壮すら背負った様子に、なんといっていいかすらわからない。

「…客、ですか」

お互い無言で黙りこむ。どれぐらい黙りこくってたかはわからない。
帰ると切り出せばいいのかもしれないが、どこか俺が家に入るのには難色を示したくせに「見捨てるな」と目で訴えてくる男に、ほんとに何があったんだと問うてやりたい。お前の兄は、余程のモンスターなのか…と。

だが、その問いは言葉になることはなかった。

「おい、出てくるなといったはずだが?」
「ちゃんと15分は待ちましたよ。でも、ただのお客さんにしては長いなと…どうせなら、家に入ってもらったらどうです?立ち話もなんですし」

いってることのわりに、やや高い…そう、子どもの声。
否、実際に子どものようだが。180センチは悠に超える男の足元にちょこんとしがみつくようにいるガキ。その見た目はまさしく、目の前の男にそっくりで…いわゆるミニチュア版とでもいうべきか。

「…貴様の兄はチビすけだな」
「いえ、私は兄ではなく、息子ですよ」
「は…」

一つ言おう。俺はこれでも、どちらかといえば冷静な性質だと思う。だが、さすがにこの展開は予想外だ。まさか、本日だけで2つめの爆弾が投下されるとは。すでに火事の件など遠い過去に埋葬されそうな勢いだ。

「あ、アルくん。だめだよー、裸足で出ていっちゃ…ちゃんとほら、サンダルはいて」
「ありがとうございます、伯父さん」
「もー、その伯父さんはやめようって。さすがにまだ大学生でおじさん呼びはつらいよ」

状況を整理しようと、必死に頭を動かしていれば、ぱたぱたと駆けてくるスリッパの音。目の前の男が頭を抱えたようにみえたが、そんなの知るか。よほど俺の方が頭を抱えたい。

「なんだ、なんだー!おきゃくさんって、びじんなおねえさんじゃねえの?」
「だ、だめだよ、ティメ。ちゃんとまって、なきゃ」

追いうちをかけるように、響く二つの幼い子どもの声。みやれば、先ほどのえらく高圧的なガキとそっくりなちびすけがまた二人。どうした、いつからお前は保父さんになったんだ。お前には一番似合わない職だな。もはや思考停止した状態で、ぼそりとそう呟けば、まったくだと疲れ果てた声が返ってきた。



~~~
つづかない!^q^

ちみっこティメスクを書きたかったはずなのに、たった2行てww
これはどういうカプに落ちつくのか、書いてる本人も未知数。単純に6人でわいわいしてくれたらいいんじゃないかなー。というか今更ながらこれ一歩間違ったら、泥沼劇だよねwwww

一応ほのぼの書きたくて、書きだしたんだけどなー。
さらに裏設定いうと、ノンパはすでにビーデルさんと婚約済み。んでビーデルさんは外国に留学中なう。んで、アルのお母さんはビーデルさんと知り合い(このあたりはアバウトなのであまりきにしない、というか気にしたら負け^q^)で、一緒に留学なう。というわけで、ノンパがクロウの家に研究の関係で転がり込むついでに、アル(と勘違いでティメスク)連れてきたよーって感じ。
ティメスクは、ミラ兄が大怪我して入院中ということもあり、まいっかでお世話になることになりました。

え、設定なんて今思いついたよ。整合性求めないでね^q^
とりあえず6人を一つ屋根の下に放り込みたかっただけ^q^q^
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