こんにちは、はじめまして。マロンといいます。
ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。
今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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うまくいけば、今頃イギリスにいます^q^q^
というわけで、ちょみ大災難の続きになりますwwww
というわけで、ちょみ大災難の続きになりますwwww
「あったかい…な」
「やっぱり、赤ちゃんって僕らより体温高いんだよね」
「…ミルクの匂いがする」
腕の中にすっぽり収まる赤ん坊。
思った以上に柔らかくて、ふわふわしてて…、でもちゃんとずっしり重みがあって。
ああ。ここに一つの命があるんだな、って思う。
「赤ん坊って…なんか、いいな」
「…うん」
俺の腕の中の赤ん坊のほっぺをつんつんつついてるスクに、赤ん坊は嬉しげに笑う。
俺はあまり両親のぬくもりとか覚えてないけど…きっと、こんな優しさがあったんだろうなと思うと、すごく胸がきゅってなった。
今まで、ちっちゃな子どもと触れ合う機会そのものがなかったけど…俺、将来の夢に保父さんとかも考えてみようかな、とすら一瞬思ってしまった。
それぐらい、腕の中の生き物の魅力は絶大だった。
「きゃーっ、あーっ、う」
両手をぱたぱたふる赤ん坊は、まるで高い高いを望んでいるみたい。
お、俺なんかがそんなことしていいのかは、わからないけど。
ちらり、「たかいたかい、してもいいかな」とスクをみれば、にこり、「うん。してあげて」とのお許し。
そっと、脇に腕をはさむ抱き方に変えた。
ばくばく心臓を鳴らしながら、それでも上へと抱え上げようとした。
瞬間、だった。
「う…」
「あ、ごめんっ、ちょみ、ちょっと赤ちゃん、こっちに――っ」
笑ってた赤ん坊の表情がぐしゃり、歪んだ。
え、って思ったときにはすでにとき遅し。
「――なっ、ちょおおおおっ」
げふっという嫌な音とともに、盛大にぶちまけられた。
あまーいミルクの香りとともに、ちょっとすっぱい匂いが混ざったそれを。
「ご、ごめんね、チョミ。その子まだげっぷさせてなかったから…」
「いや、うん…そんなこと、さっきいってたな……」
ぼとぼとぼと。
もろにその攻撃を受けた俺の制服はとても可哀そうなことになりました。
ははは。今日ジャージ持ってきてたっけなー。
今日に限って体育なかった気がするのは俺の気のせいかなあ。
え、これで一日過ごすの?それはさすがに無理。
きっと半径三メートル以内に人がいないという事態になりそうだ。
スクは慌てて、バスタオルらしきものをティメの机におかれてたバックから取り出し、それで赤ん坊をくるんだ。
俺にもタオルを渡してくれて…とりあえずは、ふける範囲はそれで応急処置をした。
でも、悲しい匂いはそう簡単にとれそうにもなかった…。
俺っていつもこうだよな…。
「…赤ん坊の着替えまで持ってきてるんだな」
「うん。赤ちゃんは汗かきやすいから。念のためティメに買わせておいたんだ」
「チョミ、ジャージある?着替えてきた方がいいかも」といいつつ、てきぱき、赤ん坊の服とおむつを替えるスク。
おー、意外な特技だなと思いつつ、「あー、それが体育ないんだ」と告げれば、「僕のでよかったら貸すよ。さっきの時間体育だったんだ」とのお返事。
学年が違うということは、ジャージの色も違うから…あー、だいぶ目立つことになるだろうなとは思うけど、背に腹は代えられない。
「そうしてもらうと…たすか」
お言葉に甘えようとした途端。
がしっ。
ものすごい力で肩を掴まれた。
「お れ の、貸してやるよ、ちょみ」
「…あ、ああ。お願いするよ、ティメ」
いつのまにか復活を果たしたらしいティメがみしみし音をたてて、俺の肩を握ってた。
お前…別にジャージくらいといってやろうと思ったが、あまりの肩の痛みに、それは言葉にならなかった。
「あ、やっと起きたんだ、ティメ。じゃあ、この子の服と嘔吐物拭いたタオルたち、洗ってきてくれる?このままほっておくと、酷い異臭になるから」
「あいあいさー」
いまだに肩を掴んで、俺の肩を壊そうとしていたティメだが、スクの言葉にようやく手を放してくれた。
そのまま、いわれたものをひっつかんで、走り去っていくティメ。
小さく「スクに何かしたら殺す。ジャージ借りても殺す」と呟くことを忘れないのがコイツだなー、とは思うが。
「…せめてそういうなら、ジャージだしていけよ」
はあと、小さくため息。
そんな俺の哀愁には気づかず、さっぱりして上機嫌な赤ん坊を、これまた楽しげにあやしているスク。
こうしてみてると、それはもう、なんか…親子だなって感じがする。
それに俺にはティメがママというより…カカア天下って言葉が脳内過ったけど、それは、黙っておくべき、だよな。
3.なんかこうやってると本当の親子みたいだね
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ティメはちょみにだけ強気というのが、ものすごく滾ります^q^q^
ちょみはなぜかいつも不幸ポジションwwでもそんなちょみが大好きだよ!!←
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