こんにちは、はじめまして。マロンといいます。
ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。
今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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企画も第8弾。
注意書きはおきみやげ①をご覧ください。
学園飯飯。カオス注意!
=After raining=
注意書きはおきみやげ①をご覧ください。
学園飯飯。カオス注意!
=After raining=
⑧
(もうすぐ、23時か…)
さすがにあのヘタレ金髪は帰っただろうか。
いくらなんでも、こんな夜遅くまではいない…よな。
だとしたら、久しぶりにスクと話せるかもしれない。
ここ2週間、まともに口を聞けてない。
こんなの16年の人生で初めてだ。
そうだ。
こないだ、初めて…スクの言葉を最後まで聞かずに、部屋に帰った。
すっげー、疲れてたのも、ある。
あの日は…ほんの少しだけでも愛する人の寝顔を見れたら、徹夜ぐらいどってことないって思った。
だから、悲鳴をあげる体に鞭打って帰ったんだ。
たまたま起きたのだろうか。
それとも、ずっと起きてくれていたのだろうか。
…そんな、俺に都合のよい夢など、早々ありはしないだろうが。
それでも、玄関のドアをあければ、愛し人。
驚いて、泣きそうになったかと思えば、烈火のごとく怒りだした。
その変化についていく前に、差し出されたのは「馬鹿」という言葉と重たい拳。
疲れた頭を必死に回転させて、謝り倒した。
何があったのか、わからない。
でも、一番大事な人が、スクが怒ってる…いや、泣きそうで。
笑ってほしい。
それだけで俺の疲れは吹っ飛ぶんだ。
でも、笑顔は見れなかった。
何も言葉を発してくれなくなった片割れは、それはもう頑固だ。
いつもだったら、それすら愛しいんだけど…あのときはダメだった。
「ごめん」
そういって背中を向けたとき、スクはどんな顔してたんだろう。
ちゃんと、謝りたい。
そして…その詫びもかねて、明日ぐらいどこか二人で遊びに行こうと誘いたい。
俺、スク不足だと死んじまう。
スクが誰か他のヤツにとられるなんて…絶対認められない。
いつも隣にいた。
当たり前のように、ずっと一緒にいたんだ。
だからこそ、その片割れの目が輝く瞬間がいつなのかなんて、痛いぐらいにわかる。
スクは兄というものに憧れている節がある。
ミラ兄が体を張って俺らを育ててくれたことに恩を感じてることもある。
俺だって、ミラ兄のこと、人間として尊敬、してる。
だから、ミラ兄にキラキラした目を向けるのは別にかまわない。
でも、なんで、チョミにまでその目が向くのか、わからない。
スクにとっての特別は、俺とミラ兄だけで、いい。
なんで兄弟でもないアイツまでそこにカウントしようとするのか。
アイツはそんな目で見るべき男なんかじゃない。
そう伝えたくて、アイツのカッコ悪い所をさらけさせるのだが…「なんでそんなことするの!」と俺が怒られる始末だ。
「くそっ」
あくまでチョミはミラ兄のことが好きだ。
そんなのみてれば、それこそ一目瞭然だ。
だからこそ、スクに想いを寄せることはない。
そうは、思うのだが…それでも不安の芽は摘んでおいた方がいい。
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ちょみ逃げて、超逃げて…!笑
いろんな方向から物語書いてくのは、すごく楽しいです。
特にティメサイドって、スクへの思いがだだ漏れるのでにまにましてしまう。
うちのサイトのティメはもう少し落ち着きって言葉を覚えるべき。←
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