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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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サイトにまとめてUPしよう思ってたのに、なんかいろいろ手間取って無理そうなので、引き続きここにおいときます。←
いっそのこと、この連載はブログで全部やっちゃうのも手だよね。でもそうなると、なんかカデコリーでも作らないとややこしいかなあ。

こんばんは、マロンです。
置き土産、楽しみにしてくださった方、楽しんでくださった方がいらっしゃるとのことで調子に乗りましたww
この連載、もしかしたらちょみが主役かもしれないって最近思いはじめたよ。
でもミラミラ要素がまだまったくでてきてないっていう、ね!不憫だから仕方ないよね!←

注意書きはおきみやげの①をご覧ください。
学園飯飯。カオス注意!


=After raining=







「若さもここまでくると、弁護できないぞ」

言葉の意味を理解する前に、バキッという音が、遅れて響いた。
愛する人の、温度に触れて…すべてが吹っ飛んだというのに。

「ティメ…今、お前が何しようとしてたかわかってんのか?」
「…うっせー」

…もっと強く殴っとけばよかった。
腹立つ金髪は、切れた唇をぬぐうこともせず、スクと俺の間に立った。

こんな、壁。
俺にはどうってことは、ないはず、だ。
何も恐れる必要など、ない。
なのに、なのに、なのに、なぜ。

「…スク」

スクは、そんな薄っぺらい壁に隠れるんだ。
そこにあるのは、明白な、拒絶。

俺はお前だけが、お前さえいれば…何もいらねぇのに。
伸ばす手は、届かない。

「今のお前じゃ、無理だ」

落ちつき払った声。
信じられねぇ。
これが、あのチョミなのか?
いつも、おどおどした、どうしようもない…ヘタレが。

でも、そのヘタレを選ぶのか。俺よりも。スクは。

なんでだ。
なんでだ。
なんでなんだ。

「…くそっ」

なぜ、俺は、ここで背を向けて立ち去ることしか、できないんだ。





確かに、俺を殴ってでも抱きしめに来いとは思ったが。
ほんとに最近の若い子は、吹っ飛びすぎだろう。
いや、あの馬鹿だから、か。
同じ若い子の分類に入るこの子は、少なくとも今、怯えている。
否、これは純粋な怯えという、より…。
拒絶。

抱きしめる云々どころか、思いすら告げずにことに及ぼうとするなんて。
ある意味、その無鉄砲さは羨ましくないともいえないが。
…余計、距離作ってどうするんだ。


「…ありが、と…ざいます」
「いや…」

きっと、ミラだったら止めただろうから。
俺の言葉に、背に隠れていた彼の子は小さくほほ笑んだ。
その笑みは、痛々しいとしかいいようがなかった。



~~~
ちょみが予想以上に活躍してる件。
あれー、飯飯にはまった当初は一番つかみにくくて、出番少なくなるだろうって踏んでたキャラだったのになあ。←
実際、飯飯メンバーの中では一番最後に登場させたのがちょみでした。
でも、こういう常識人で苦労人って実はすごいツボなキャラですww

ティメの行動力に呆れつつ、でもちょっと羨ましいちょみ。
ティメ(吹っ飛んだ行動力)とちょみ(へたれ)とツパ(我慢の子)を足して三でわるとたぶん、ちょうどいい感じの悟飯になると思いますww
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