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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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素敵なお題をみつけたので、これからここで消費していきますー。
その名も「色は匂へど三十九題」です。お題先リンクは小話の最後につけてます。

第一発目、まさかのアルクロです。アルクロってなんだー!?な方は回れ右でお願いします^q^q^




「まさか…貴方がこの学校に来るとは、予想外でしたよ」
「可愛い息子がどうしてるか気になったんだよ」
「おや、それはそれは。半年子どもを放置してた人の台詞とはとても思えませんね」

相変わらず、よくよめない顔だ。
呆れたように笑う男は、一度だけ肩をすくめると「今度は何を壊しにきたのですか」と明日の天気を問うように、尋ねてきた。

「うーん、そうだな。お前の宝物、とでもいってみるか?」
「そう簡単にできるとでも?」
「だからこそ、おもしろいんだろう」

器用に片眉だけあげてみせたガキは、「相変わらずですね」と、それでも笑ってみせる。

「お前のオトモダチでも、お前のオ気ニ入リでも…さあ、どちらからがおもしろい?」
「確か私のお気に入りは貴方のお気に入りだったように記憶してますが…特に片割れは貴方のとっておきでしょう」
「だからこそ、だよ。アル」

だからこそ、壊しがいもあるのだろう。
こちらもそう、微笑めば、「ほんと…匂いますね」と意味深なコトバ。

「ん?そういえば、お前はこのコロンが小さい頃から好きだったか」
「ええ。とても」

すっと近寄るガキ。
まるで犬のように首元に顔をうずめ、すんすんと鼻を寄せる。
…突発的なところは、いくつになってもかわらないようだ。

「匂うんですよ、あなた。まるで、発情している雌犬みたいにね」
「…お前の父親だからな」

ぺろりと、舐めるだけ舐めて、にやり口元に三日月をつくる子ども。
お前こそ、相変わらずいい趣味をしている。



~~~
「匂うんだよね、あんた。発情してる雌犬みたいに」
お題先は「Fortune Fate」です。 すごく素敵なお題が多いから、是非みんなもいってみるといいのである^q^ちなみにマロンさんはこれ以外に2つぐらいいただいてきました。また何らかの形で晒していけたら、と。

このお題も、ほんとはティメスクとかツパスクとか書きたくて借りてきたお題群だったのですが、台詞みるに鬼畜系が割合多かったので、いろんなのごちゃまぜになりそう。一発目まさかのアルクロもどきになったしね^q^

口調はキャラにあわせて変更可らしいので、拙宅のアル調にしてみたけどもともとのままでもよかったかもしれない^q^
いつもの素敵チャットメンバーに勝手におしつけるんだぜ。某さんたちのやりとりのせいで完全クロウ一家はまっちゃったじゃないか。責任とってみんなでクロウを書くべきである^q^q^
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