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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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こちらではお久しぶりのマロンです。
日記の再録です…思った以上に長かった。このお題シリーズは数文で構成していくつもりだったのに。

クロウ×超化スクです。いろいろ身内ネタですので、雰囲気で読んでくださると嬉しいです^q^q^


前提としてティメツパが結構仲良しさんです。それをクロウ(とアル)は視てました。あとクロウは医者で、学園にカウンセラーとして勤務中。



↓↓↓




なぜ、こんなことに…
そんなこと考えても今更、なのかもしれないけれども。

もう、何も考えたくなんて――なかった。

あの日、珍しく家族みんなが揃えた日。
なぜかあの人とその息子さんたちも晩ご飯に来た。
それは別にかまわない…大勢の晩ご飯って楽しくて、好きだ。
でも、アイツとあの人は双子の世話を僕に頼んで、どこかへいってしまった。
話すことがあるっていってたけど、何を話してたのかな。
気にならない、なんていえない。
だけど気になるとも言えなかった。

こんなときまで勉強なんてティメらしくないね、っていうので精一杯だった。
傍にミラ兄がいるのに、可愛いちびっこたちと遊んでるのに。
ずっと、ずっともやもやして気持ち悪くて。

次の日。なぜかカウンセラーの先生に呼びとめられた。
顔色が悪い、って。
寝不足なのかな、何か悩み事でもあるのかな、よければ診察してあげよう、って。

ふらり、僕はついていった。どうしてついていったのか。よくわからない。
自分ひとりじゃ処理できないこの気持ちのもやもやをどうにかしてほしかったのかな。
そこで渡されたのは一つのボイスレコーダー。
「パンドラの箱だよ」と笑った先生。
開けるか開けないかは君の自由だ、と。

知りたくなんて、なかった。
みたくなんて、なかった。
どこかで薄々わかっていたのかもしれない。
だけど、ココロはそれを受け入れなかった。


それでもまだ、アイツの心はココにある。
そう、言い聞かせて。
何もしらない、見ないフリをした。できた。

だって。
そうしなくちゃ――僕は、耐えれない。

ほんとは嫌だよ。
お前が誰か違う人を許していることすら。
それでも、お前は言うから。俺のココロはお前にしか向いてない、と。
僕はどこまでもあやふやで、だけど僕にとっては真実であるソレに縋るしか、ない。


――…オレはお前に似てるから…すがってしまったのか…
――……オレも……あんたが、可愛いって、すきだっておもうときがある

だから、
あの人を受け入れるコトバだけは、聞きたくなかった。

突如突き付けられた、現実。
声だけのそれは、どんな文脈で、どんな状況で発せられたのかすらわからない。
だけどアイツがあの人に想いを告げた事実は変わらない。

崩れていく。
とても、簡単に。
なんて、ぼくのココロは脆いのかな。
ボクはぼくであって、もう僕なんかじゃ、ない。

すべてを僕が拒絶した瞬間、僕のココロは消えた。
いや、意識化に沈んだとでもいうべきか。
ぱちっと激しく光が一瞬爆ぜて。
視界が青くそまったとき、ボクが僕となった。





いつもだったら、数時間もすれば戻ってくる僕。
記憶をボクに引き渡して。
何もなかった、何も見なかった、何も知らなかった僕にリセットして。
だけど、今回は永久に戻らないかもしれないな、とどこか他人事のように思う。
それほどまでに……あまりにも僕は壊れてしまった。

――ほう、やはり君が主人格になったか

唯一ボクのことを知っていた男は、目を細めて笑っていた。
こうなるように仕組んで、僕にソレを聞かせたくせに、よくいう。

――どうだ、人の本質なぞこんなものさ

くつくつ漏れるのは嘲りか。
すべてこの男の狙い通りに動いているとわかっているのに。
ボクはもう、思考を動かすことすら億劫で。
ただ無言で成り行きだけをみる。

じっと前をみていればいつかのときのように髪に指が絡められる感触。
頭皮を撫ぜる感覚に、鳥肌が、たつ。

――これで答えも変わった、だろう

だけど、今度は逃げない。
いや、今度こそ、逃げた、か。
まだ僕はボクが必要だと、その腕を退けることができた、あのとき。
それは僕のココロがまだ生きていたから。

だけどもう、ぼくは何も考えたくないんだ。

――お前が望むなら…酔わせてやるさ。おいで

滑稽なほどに至近距離で優しく微笑んでる男。
それがツクリモノだというのは百も承知。
それでも、ぼくはゆっくり口を開く。

 た す け て

いつぞやに呟いた言葉を最期に。
さあボクも壊れよう。ぼくという存在を完全に消すために。


~~~
「酔わせてやるから、来いよ」 Fortune Fate

不親切設計申し訳ない。ずっと前のリレーと昨日のチャットを勝手に融合、その後を考えてみたよ^q^
リレーのほうでは=クロウさんのあまりにも素敵なクロウが拝めるので、ぜひまだ読まれたことない方は読んでみて!拙宅だったら飯飯fever内に所収してます。

クロウと超化スクだってきっとおいしいよと思う今日この頃。栗は超化スクが好きすぎである。ごめんなさい^q^q^
でもね、でもねクロツパ前提だと、なお滾ると思うんだ^q^ちょうど超化スクってクロツパがただれた青春を送ってたころのツパとほぼ見た目一緒だぜ。

いやー。某さんがクロウが次に狙うのがスクだっていうから普通に書いてしまったよ!
それにあまりにもチャットのティメツパ仲良しさんなんだもん。台詞ほぼそのまま引用すみません^q^q^うちのティメはツフルに対してデレることはまずないので、いろいろ新境地でたぎりました。ティメに優しいツフルってのもすごく新天地。
+α、基本ティメスク脳の栗は、これはスクに聞かせるだけでスクは壊れちゃうとか妄想してました^q^q^
きっとティメの言葉にそこまで深い意味がなくても、スクは自分以外にティメが好きっていったりしたのみたりきいたりしたら崩れちゃうだろうな。

やべえ。これ少し連作で書きたくなってる^q^q^なんか勝手に萌え設定調理してごめんなさい^q^q^あくまで栗の妄想だから、みんなそれぞれにそれぞれの妄想して吐き出してね!!
…今度スライディング土下座します!!
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