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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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某さんの海賊アルに激しく滾った結果、なぜか某擬人化漫画のパロをしちゃってたYO!

注意!
いろいろ滾り過ぎて言葉にならなくて意味がよくわからないことになりました。
一応、アルは大/英/帝/国の海賊時代イメージ。ティメの無敵最強艦隊を破りました。

というわけで、いつものアルティメの関係性とは少し違います。ティメのあとにアルが生まれたと思ってくれると少しは繋がりやすいかなー。






下から見上げてくるのは、音にならない殺気。
どこまでも能天気なコイツはいつもこうだ。
ここまで追いつめられなくては、動こうとしない。危機管理能力が低すぎる。ラテンの典型というべきか。
一言でいえば、馬鹿なのだ。馬鹿。

「…お前、今、すっげえ失礼なこと考えてるだろ」
「それだけの殺気を出しながら、そんな能天気な台詞を返せるところだけは尊敬に値しますね」

そうはなりたくないですけど。
そう付け加えて、にっこり微笑めば、ぐっと息を詰まらす音がメロディに加わった。

「これが最強を誇ってたなんて、誰が信じるでしょうかねえ…」
「大体お前がッ」
「生き残りを賭けた勝負で、卑怯だなんて言葉には何の意味もないことは貴方が一番御存知でしょう」

私よりも早く生まれた貴方なのだから。
ぽつりとひとり言のように呟き、空になったグラスに赤い液体を注げば、途端おとなしくなる足の下の住民。
そもそも俺がこんなに捻くれて物事を考えられるように育ててくれたのは、決して甘くはない洗礼をくれたコイツやアイツやその他もろもろの“ヒト”たちのおかげなのだから。

「…まじで可愛くねえ」
「ええ。貴方たちのおかげでとても強くなれました。感謝の気持ちは百倍にして返してあげましょう」
「じゃあ、とりあえず、いい加減この鎖外せよ」
「ワンとでも鳴いてくだされば、考えないこともないですよ」

歴史とは多くの生と死によって紡がれるものだ。だが後世に遺される詩は決してそのすべてではない。むしろほんの限られた、一握の砂程度のものだけだ。
そしてそれは得てして勝者によって語られる。
敗者はただ灰に還ることしかできぬことなど、多くの“同業者”を見取ってきた貴方ならば知らないとは言わせない。

なぜならば、お前は勝者といわれる“ヒト”だったのだから。

「…んなことできっかよ。これ以上の醜態晒せってのか」
「おやおや。破格の条件じゃないですか。それだけで、貴方は愛する子分のもとへ帰れる……のかもしれないのですよ」
「最後の語尾が不安すぎるってのっ」

俺とて、生まれてすぐのころは決して強くはなかった。
だが、強くならざる得ない世界がそこにはあった。

周りを見れば、それなりに強いヒトはごろごろいて。
俺は実地で生き残りの術を身につけていくしかなくて。
キレイ、キタナイなどとは所詮机上の空論に過ぎないことを本能のように悟るしかなかった。

そのセカイの中でも、ギリギリと足元で歯を鳴らしてる男は、この俺が一目置くほどの強さは持っていた。
だけど、もう…

「いい加減、諦めたらどうです?」
「…なにが」
「もう、貴方にはセカイなど荷が重すぎるのですよ。さっさと田舎にでも帰りなさい」

貴方は…お前は、セカイなどより余程大事なものができたのでしょう。
決して利益という意味では、全体的に見て特にはならないような相手だというのに。
むしろ、あの子を守ろうとすればするほど、いずれは疲弊していくのは見えている。
確かに、底力は認めますが…何より、物理的な距離がある。
いっそ、自分のモノとして扱うならば何らかの利益は得られるだろうが、あくまで擁護の立場を崩さない。

ただ、可愛い可愛いと頭を撫で、愛でるだけなど……このセカイでは意味をなさない戯言だ。

それでも、お前はきっとその戯言を選ぶのだろう。
ならば、さっさとおうちにかえりなさい。その花で湧いた頭に、不器用な花冠をかぶせてくれるであろうあの子が待つ家に。


「…アル」
「そうですね。あと5秒以内に、ワンといわなければ、条件をスクをこっちに譲るってことにか」
「ワンっ」

何か言いたげに口を開くお馬鹿な男に、とっておきの条件を差し出せば、ほんとうにお馬鹿な男は盛大な勢いで鳴いてくれまして…くふふと笑わずにはいられない。
ほんとに腑抜けましたねえ。まあ、もともとの性質が、治めるというところから若干ずれてますから。いい潮時ですよ。

「ああ。でもよく考えれば、俺が世界を収めれば、自然とお前らもそろって俺の一部になるわけだ。それはそれでいいかもな」
「いいわけあるかっての!てか、ワンっていっただろーがっ、この首輪とさっきから乗っけてる足をどうにかしろおおおっ」

きゃんきゃん相変わらず良い声で吠えてる男は、負け犬にふさわしい。
だが、もしかすれば、この男にとってはその負け犬の方が幸せなのかもしれないな。


宝物の概念は人それぞれなのだから。






~~~
バイト前にあまりにも素敵すぎるイラストを拝見して、ずっと悶々してました^q^q^←
バイトから帰ってきてひたすら打ち込んだよ!そんな1時間クオリティすみません^q^q^

しかも、某擬人化漫画をベースにしたら、意味がわからんことになったwwすみません^q^q^q^rz
そして海賊らしさがあまり出せなくて残念すぎる…orzorz


真っ赤なトマトなスクはいつか絶対書くんだぜ…^q^
よく考えれば、うちのスクは限りなくロヴィに近かったんだな…ツンデレの典型という意味ではwwデレッデレではあはあな親分はティメと近しいものがあるし。そっか、トマトコンビでの妄想が普通に楽しすぎる件^q^q^
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