忍者ブログ
こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
[518]  [517]  [516]  [515]  [514]  [512]  [511]  [510]  [509]  [508]  [507
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


つぅ、まいさいと~♪

というわけで、別館3周年迎えましたー。…昨日に。
えと、ここまではっちゃけ続けられたのは、管理人自身とても幸せなことだなって思ってます。御付き合いくださってる方々や、サイトに来てくださってる方々には心から感謝しています…!ありがとうございます^^

さて。
御礼にもなりませんが、毎年恒例の新連載とかできれば…とは思ってたのですが。
直前までため込む己の性が祟って、今年は何もできそうにないです…。


それでも悪あがきといわんばかりに…新年にUPしてた新年会ネタ(酔っ払いネタ)のオチ的なものをのっけます。
…えーと、あの続きなので、正直こっちじゃなくてあっちに載せるべきだろうなーとは思ったのですが、できれば表に載せたいってのもあって、ぼかしにぼかしたので…え、えへ☆


注意!
・ティメスクアダルティである。そういうの苦手な人、よくわかんない人はみないでね!
・一応続きものです。でも単品でもみれる気がします。ティメもスクもヤキモチでパーンいったって思ってもらえたら前回までのあらすじは十分wwあと二人とも酔ってます。
・…若いっていいよね。









無理やりに唇を奪った。
周りに人がいるとか、吹っ飛んだ。
ただ、そのぬくもりをすぐさま、感じたかった。

勝手知ったるなんとやら、で。
アルの部屋を足で乱暴にあけ、回し蹴りの勢いで閉める。
ぎしゃっという可哀そうな悲鳴が後ろから聞こえたが、そんなの知るか。
迷うことなく、ベッドに腕の中のぬくもりを一旦預け、そのまま覆いかぶさった。

言葉もほとんど交わすことなく、また噛みつくように口づける。
何度も、なんども。
狭間でぱくぱく、酸素を取り入れようとしているのはわかっていたが、それでも、舌を指し込み、本能のままに柔らかなそこを蹂躙した。
脱がすのも面倒で、道着を破り剥ぎながら、温かな皮膚に触れて、ようやく少し安堵した。
片割れの、愛する人の、スクのぬくもりは…何よりも俺にとっての安定剤だ。
だが、同時に、やはり興奮剤でもあるわけで。
寒さにぶるり震える体に、無理にでも指先の愛撫で熱を植え付けていく。
あわせるように、膝でぐいとスク自身に刺激を加えれば、たまらなくなったのか、ぽろり、雫が頬を伝った。
それでも目を閉じない愛する人の黒曜石に、己が映る。
ほんと、どこの獣だろう。本能の赴くままに喰いあさる俺に、脳のどこかでいい加減にしろと叫ぶ自分がいないわけじゃない。

だけど――
だって、ずっと我慢したんだ。
ちょみにくっついてるときも。
アルにくっついているときも。
俺にしては珍しく、ぐって我慢してたんだよ。
楽しそうに笑うスクみてるの、好きだもん。
悔しいけど、そういうスクが好きなんだもん。

ほんとはすぐさま奪いたかった。
奪いたかったんだよ。

言葉にならない叫びをぶつけるように、唇を奪う。
ふわり、スクが笑った気がした。

そっと伸びる腕。ぎゅっと引き寄せられて。
ぐんと近くなる、瞳。
とろとろに蕩けたソレの奥に、ぎらり、光る炎。
それはどこか蒼みがかった、静かな炎で。

ああ。スクも求めてくれてるのだと、そう思えば止まれるはずもなかった。



「……ん、ァッ――――!!」

荒く、甘い吐息が室内にこもっていく。
だけどその吐息すらも外に逃がしたくなくて、上り詰める瞬間すらも、俺はその唇をふさいでいた。
ひくひく腕の中で跳ねる体は、籠った熱が逃がしきれなかったようで、余韻の波にとらわれたまま薄く桃色に染まる肌を惜しげもなく晒していた。
その肌にまとう中途半端に剥いだ服は…ところどころ破けていて、まるで陵辱の後のようだ。
いや、うん、まったく違うと言いきれないところはあるけども…。

いつもならば、唇でもあらゆるところに愛撫を加えるんだけど、なぜだろう。
今日は瞳を逸らしたくなくて、ずっとずっと唇を貪りあっていた。
だから、きっとアソコを慣らすのも、いつもよりよっぽど乱雑で、いくらアルコールが入ってて弛緩しやすいといえども、もしかしたら…いやもしかしなくても、内側を傷つけてしまったかもしれない。
それでも、首にまわした手を外さなかったスクに、もう一度…今度はそっと唇を降らした。

「ごめん……だいじょうぶ?」
「……たぶん」

行為の間でさえも、まっすぐこちらを見ていた瞳が、そっとはずされる。
代わりに見えるのは真っ赤に染まった耳で。

「……ぼくも、ごめん」

ぼそぼそと告げられた一言。

「明らかに、俺が無茶しいたと思うんですが…なんでスクが謝るの?」
「……ティメ、急性アルコールで死んじゃうかと思った」
「あ。でもあれは糞じじぃどもに問題があるのであって、スクのせいじゃないよ」

つうか、あの糞親父ども。
何かとあれば、すぐ人をコケにしやがって。それをみて楽しむなんつぅ、嫌な趣味はさっさと捨てて、いい加減、自分たちの問題は自分たちで解決しろっての。
思い出せば広がる苦い味。俺様の体力がなければ、ほんとにスクのいうよう急性アルコールで死んでたかもしれねえ。
手加減ってものをしらねえからなあいつら…と、ぐちぐちじじぃどもに文句を零していれば、いつのまにか戻されていた視線。

「…ぼくが、帰らないっていったせいだよね」
「スク…」
「……嫌だった」

言葉とともに、今度は力任せに引っ張られる。
急な動きに繋がった奥がきゅんと鳴いて、快楽の波にとらわれかけるが、そこは意地で耐えた。
何より、肩におしつけられる熱が、何かを必死に伝えようとしてくれていて。

「ティメだって、知れば…いいのに、って思った。だから、それを知らしめるまで帰らないって意地になって…結果、一番自分が見たくないものみて……ばかだ」
「…スク」
「……酔っ払いの戯言って思ってよ。じゃないと、恥ずかしくて死ねる」

明日には忘れろよ、僕は忘れてるから――その言葉を最後に何も発さなくなったスク。
ああ。ああ。何かいわなくては。
そう思うのに、なんといえばいい。
今溢れてくる気持ちに言葉なんて、与えようがなくて。

「ん、――てぃ、めっ!?」

体のが余程素直に、今の俺のはちきれんばかりのココロを反映して。
スクはぴくりと、体を震わせた。

「お、俺な、ちょみ消そうって思った」
「へ…?」
「スクのこと膝抱きにするとか、それ俺だけの特権だもん。しかもちゅーとかしてたら、マジで消す。あと、アルも…ちゅってしてたのみて、ほんともう、なんていっていいかわからなかった。真っ暗になって…あれな、酒の影響というよりそっちのショック面のが強かったかも。まあ、酒に酔ってないとは言い切らないけど…俺は何より、スクの一言にお酒よりも余程酔えるから」
「てぃ…め……んんっ」

嫌というほど、身にしみたから。
だからもう、他の人に甘えるなんてしないで。
これは俺の本心。俺は明日も明後日もずーーーっと覚えてるから。

ちゅっと真っ赤な耳にキスを落としながら告げれば、甘い吐息を零す愛しい片割れ。

「ばか…」
「へへ、スクは恥ずかしいなら言葉は忘れてもいいよ。代わりに体に覚えさせてあげる。スクは俺ので、俺はスクのだよって――そのココロそのものを」
「な、や…待って。ここ、アルの、部屋っ」
「ええー。でもスクをもっともっと今すぐ感じたい!今がいい。ここでしたい」
「お、まっ……ゃ、アアッ」

そういやここ、アルの部屋だったけ、と今更ながらに思い出しはしたけど、でももう俺止まらないぜ。
だって、スクがめちゃ嬉しいこと、いってくれたんだもん。
こんだけ煽ってくれたなら、本気で体に刻んでやるぜ。
俺が誰のことをいっつも考えて、欲しているのかを。

もう二度と、愛しい貴方が他の誰かに甘えなくてすむように。
しっかりきっちり俺の想いを受け止めてもらいましょう。




~~~
「今がいい、ここでしたい」 Fortune Fate

ティメらしくていいんじゃないかなとか思ってすみません^q^
というかこの台詞集、ティメにいわせたいのが多すぎるんだwwでも最近ならクロウでもありだろうなって思ってますww
ティメとクロウがこうまで被るとはいろいろ予想外だったなあww

さりげなく、御題が飯分(…)以上クリアしつつあるので、そろそろまとめたものをサイトにもUPしたいなー。
たぶん4年目も、好き勝手してると思いますが、どうぞよしなによろしくお願いしますー!

…お祝いの話がこれとかそれでいいのかっていうツッコミは自分でいれておきます^q^
PR
カレンダー
04 2025/05 06
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
リンク
material by:=ポカポカ色=
忍者ブログ [PR]