こんにちは、はじめまして。マロンといいます。
ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。
今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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気がつけば、3月も終わりますねー。ねー。ねー……。
…終わらないでくれえええっ!!
と、吠えてもなにも変わらないので、現状報告をば。
正直4月1日にならないと何もわからない状況です。(報告になってないお^q^)
…えーと、でも、とりあえず4月いっぱいまでは毎週一回は飯飯裏ものが自動投稿されるようにはしましたwwきっと忘れたころに投かんされていくので、設定に興味もたれたかたは見ていただけると幸いです^^
……ツパスクなので注意してね^q^q^
そして、拍手お返事ほんとに遅くなってしまってすみません><
続きから本館でいただいた拍手のお返事+BASARAの小話になっています。
拍手、ほんとうにありがとうございました…!!
>3月20日18:21「佐幸だいすきデス♪~」の方
ぎゃーーーーーっ、えと、まずどこから謝ったらいいのかわかりませんが、ほんとにお返事遅くなってしまったこと、まことに申し訳ありませんでした…;ω;
更には2年以上バサラは放置してしまっておりまして…それでも尚、こうして読んでくださり、応援までしてくださる方がいらっしゃることに涙を禁じ得ません…ほんとにありがとうございます…!!
今でも佐幸大好きです。緑の忍びと赤い武士が一緒にいてくれるとそれだけで発作を起こしまくってしまいます…!
バサラというジャンルそのものが大きくなった今、私が書かなくても素敵な佐幸小説書きの方が多くいらっしゃるので、読み専となってしまって久しいですが、それでも書きかけの話やら、少し書いてみたい話のネタだけは多くあり、またゆっくりと形にしていきたいとは思っております。
何より、こうして応援していただけたことが、一番の背中押しになりました。ほんとうにありがとうございました^///^
以下ちょっとした小話です。よければ捧げさせてください^^
「鬼さんこちら」の続きものです。すごく中途半端ですが…出すタイミングを失ってしまっていたので。少しでもお礼になることを願って…
「俺はよぉ、下界にいくぜ」
なんの話をしてたときだったか。
今ではそれすらよく思い出せない。
どーせ、くだらないことだった。
そう、昨日の天気を話すぐらい、どーでもいいことだったと思う。
そんななか、ただの世間話をするかのように、親友の口から切り出されたコトバ。
「あれ?ついこないだも行かなかったっけ?」
ま、この親友…チカちゃんが唐突なのはいつものことだし。
どうせ、いつものショクジだろうと思って、俺もクルクル得物をいじる手をとめず切り返す。
単なる事実確認。
べつに深い意味などない。
「んぁ?ま、そだな」
「珍しいね、チカちゃんがそんなに頻繁に下界に行くの」
チカちゃんの返事も、どこか間がのびたものだった。
いや、もしかしたら何か考えていたからこその間だったのかもしれないが。
確認する術は、もう、ない。
ただ、俺はこのときほんの僅かな引っかかりを覚えた。
チカちゃんは、極力下界には行かない。
下界に行くってことは、俺たちの間ではショクジに行くってことだから。
ショクジを好まないチカちゃんは、よっぽど空腹にならない限り、行きたがらない。
でも、そのときの俺は、ま、そんなこともあるかなと深く考えずに結論を出した。
「…たぶん、俺ぁもう帰ってこねぇわ」
「ふーん、………はぁ?!」
その結論が一瞬で覆された。
そう、ほんとにただの世間話のようだった。
彼の口から、するりと出てきた、コトバ。
彼は帰らない、といった。
それは、すなわち下界にすみつくということ。
「なに、それ……」
さすがの俺も、得物を手から落とした。
カランと乾いた音だけが、何もない洞窟に響く。
「鬼がよぉ、人になることは無理かもしれねぇ」
チカちゃんは、それでも、口を動かす。
「でもよ、一緒に生きることは、できるかもしれねぇだろ?」
虚空を睨んでいた双眸が、ゆっくりと弧を描く。
彼の癖だ。
何か、決めたとき、彼は笑う。
どこまでも、自信をこめて、笑う。
「チカちゃん……」
「アイツな、すっげぇ高飛車なやつなんだ。いつも偉そうでよぉ…でもほっとけねぇ」
アイツとは誰か。
俺は知らない。
ただ、おそらく俺たちにとっての…ショクジの対象なのだろう。
なのに、どこまでも愛おしそうにアイツを紡ぐ、親友。
「馬鹿、だね」
「おう。でもそれでもかまわねぇ」
一緒にいたいんだ。
懐かしい夢をみた。
懐かしいっていったって、ほんの数ヶ月前の出来事。
でも、今でもチカちゃんのコトバは一文字一句間違えずに語れる自信がある。
それほど、あのときのチカちゃんの言霊は強かった。
チカちゃんと最後に言葉を交わした洞窟。
そこに、俺は青年とともにいた。
相容れぬ存在であるはずの、ニンゲンとともにいた。
俺たちはいわゆる鬼といわれる存在。
といっても、見目形はニンゲンと対して変わらない。
当たり前だ。
俺たちはモトニンゲンなのだから。
強い想い。
それによって現世に命をとどめた存在。
俺達鬼とニンゲンを分ける境目はうっすらみえるツノ。
ま、これは大抵髪の毛なんかでさ、隠せちゃうんだけどね。
決定的な違いは、ショクジかな。
俺たちの生きる源は、ヒトの魂=イド=だ。
ほんとは、生き物ならなんでもいける。
でも、一番栄養価地が高いのがニンゲンだ。
それは俺たちがモトニンゲンだからなのか、なんなのかはわからない。
それが事実、なだけ。
これが覆せない現実なのに、ね。
久々に下界にくだれば、強い魂を持つ青年と出逢った。
ラッキーだと思った。
これでしばらく下界に来なくてすむ、って。
なのに、俺は空腹なまま。
ショクリョウをつれて戻ってきてしまった。
「どうしたらいいんだよ、おい」
唯一の寝床を占領しているショクリョウ。
追われていた。
だから、咄嗟に隠れ家に連れ帰ってしまった。
その道中に、気を失ってしまったのか。
今は緩やかな寝息を立てている。
早半刻、俺はその寝顔を飽きもせずみつめている。
腹は限界を訴えているのにかかわらず、だ。
「どうしたいのよ、俺様……」
ただわかるのは、この青年がほっとけなかったということ。
……一緒にいたいんだ。
親友の言葉が頭を揺さぶる。
ははは、何考えてんの。
俺様、この青年と一緒にいたいって…
そのために、つれてきちゃったっていうわけ…
はじめて、逢ったのに。
は…じめ……て
痛む、頭。
酷い頭痛だ。
わ…れそ……う…だ
なかないで
そう つよく ねがったのは いつだっただろう
火が爆ぜる。
まただ。
また紅蓮の色彩が宿った。
~~~
はっ…佐幸のつもりが、兄貴の語りが長すぎて幸村出番すらなくてすみません><
またこの連載もぼんやり書きたい流れが頭の中にはあるので、いつか形にしていきたいと思っております。
ほんとうにありがとうございました^^
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