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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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さっきいってたお題を探していたら、あまりにもドギュンとくるお題があったので…初お題連載をしたいなぁと考え中、です。
こんばんは、マロンです。

その名も「玉砕覚悟の恋」です。
それDBの天飯でやりたいなぁ、とか。(お、おまえ…!)
なんか、タイトルみてるだけで話のプロットは浮いてきたんですよ。
こんな衝動的に書きたくなるのもひさしぶりだぁ。(笑)

連載はできるかわからないんですが…。
(同時進行で頭の中にBASARAの連載も考え中だったり、無双の短編考えてたりするので・笑)
なんとなく、DBにおける今の私の頭の中はこんな感じだよ、の予告編あげておきます。






「にいちゃん!ほらほら、ここでねアリさんたちいつも相撲とってるんだよ!」
「あ、ほんとだ」

すごいな、悟天。
こんなおもしろいとこ見つけられるなんて。
そういって笑う、にいちゃん。
言葉と一緒に僕の手より一回り大きな手の平がのびてきて。
わしゃわしゃっという効果音をつけながら、僕の特徴的な頭を撫でる。
その感触がすっごく気持ちよくて。
僕もふにゃり笑う。
すると、にいちゃんは必ず「ありがとう」っていってもっと優しく笑うんだ。

今日は久しぶりににいちゃんと二人で裏山探索。
ここ最近にいちゃんは“がっこう”とかの手続きで家に居ないことが続いてた。
だから、ほんとうに久しぶりの二人の時間。
ううん、きっと“がっこう”が始まっちゃったら、もっとにいちゃんと一緒にいれる時間は少なくなる。
にいちゃんは「いっぱい新しいこと、悟天にも教えるからな」って笑ってたけど。
にいちゃんが嬉しそうなのは、僕も嬉しいのだけど…。
でも、僕はやっぱりちょこっと寂しい。

だから、今日は特別。
僕がにいちゃんの手を引いて、あちこち歩き回った。
新しく見つけた洞穴だとか、美味しい木の実がなる木だとか、虫さんたちの闘いの場だとか。
とにかくにいちゃんにいろんなものみせたくて引っ張りまわした。
その僕の秘蔵の“お宝”を見るたびに「ありがとう」って笑ってくれる微笑に心がすっごくあったかくなって。
すごく胸がどきどきした。

気が付いたら、もうすぐお昼の時間。
ほんとは正確な時間を告げる僕のお腹がさっきから限界を示していたんだけど。
今日は特別。
「そろそろ帰ろうか」って僕の手をひくにいちゃんの手を強く引っ張ってその場にとどめた。

不思議そうな、にいちゃん。
そりゃそうだ。
いつもだったら、なにをおいてもご飯優先な僕なのだから。
でも、今日だけは…ちゃんとにいちゃんに言わなくちゃいけないと思うんだ。


「ねえ、にいちゃん…」
「なんだい、悟天」
「大好き」

言葉とともに、にいちゃんの胸に飛び込んだ。
にいちゃんは一度だけ空を仰ぎ、少し震えた。
でも、そこには気づかないフリをした。
代わりに、強く抱きついた。

どこまでも広がる青い空。
その空を眺めていつも…泣きそうな、顔をする貴方。
その意味に気づくことのできなかった幼い僕。
一度だけ、僕は貴方をひどく傷つけました。

『どうして僕には………いないの』

ただの純粋な質問だった。
でも、そのコトバは貴方を抉るコトバだった。

僕は貴方を包む青空にはなれない。

でも貴方を照らす光に…なることはできないでしょうか。

10. 大気ごと君を抱きしめて

~~~
悟飯と悟天が好き過ぎて…ついに書いちゃいました。
セルゲームのあとも悟飯が悟飯であれたのは、悟天の存在が大きかったのだろうなぁ、と。
そんなことぼんやり考えていたら、すごいお題みつけちゃいました。
ひそかに一人天飯ブームを迎えた今、やらいでか。(笑)

お題はこちらから。
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