「王子たちの気持ちはわかりますが…どうかあともう少しだけ待ってくださいね」

携帯日記のほうにおいておいた分の再録です。
長い文はこっちのほうがみやすいかな、と。

…これ、再再録でサイトに載せるのは、いつになるのかな……。


えと、読みにくくてごめんなさい。
少しでも楽しんでもらえたら幸いです…！

「…反乱？」
「うん、ベジータさんが言ってたから間違いないよ」

超２に話しながら、ふと脳裏を横切るのはこの国の護衛団長。
今はとある事情で、隣国に嫁いでるはずだけど。

「それって、ティメ…かなり危ないんじゃ」
「…ティメだったら、多分どうにかできるとは思うけどね」

胸の辺りがズキズキ痛むのは…気のせいなんかじゃないだろう。
うー、ティメに嫁がせたらいいっていったの、僕だからなあ。
だってさあ、相手を脅すにはそれなりに強くて、まあまあの頭の回転が必要で。
ついでに、僕たちの秘密も知ってる人じゃないといけない。
そんな王族、ティメしかいなかったから仕方ない。

「フリーザのやつ？」
「きっと、ティメと王子様の婚姻が整う前に舞台をぶち壊したかったんじゃないかな」
「…さっさと潰そ」

僕も超２の意見には賛成だ。
おとうさんだって、きっとそうに違いない。
なんだかんだいいつつ、ティメはおとうさんのお気に入りだ。
あれだけ、おとうさんが素でぶつかれる（裏を返せばおとうさんの素顔を知っている）のはティメぐらいのものだ。
だけど、特に、今、この王宮で何か軍隊が動いているような動きは一切ない。
これはいったいどういうことなのか。

「王子たちの気持ちはわかりますが…どうかあともう少しだけ待ってくださいね」
「トランクスさん…」

お気に入りの庭で、超２と二人で囁きあっていれば。
ふと、影が落ちた。
その先には、少し困ったように笑う、すみれ色を纏った、青年。

「でも、ティメが…」
「大丈夫。もうすぐティメさんは帰ってくるよ。チョミさんも一緒に」
「え？」

だから、あと少しだけ、待っててくださいね。
にこり微笑むその人に、僕たちはただ顔を見合わせることしかできなかった。



～～～
超コンビのターン。二人はティメにすごく懐いてるといいなあ。
あと、超コンビはトラにも懐いてると思うんだ。秘密の花園(笑)に入ってくるのを許すぐらいには。

ちなみに、ここで出てくるトラは悟天と繋がりがあるトラなので現トラです。でもそこは、トラの根本的な雰囲気に超コンビは惹かれてるといいな、と。
現トラはお兄さん属性だと思うんだ。悟天がいますし、後にブラちゃんも生まれますしね。GTではパンちゃんのこともすごく面倒みてますよね。笑（我が家でGTの話題が出るとトラはもれなく保父さんと呼ばれます）
未トラは未来悟飯との繋がりが前提にあるから、どちらかというと弟子のイメージが強いんですよね。すごく未来悟飯を慕ってるイメージ。もちろん、現代悟飯に対しても深い敬愛をもって接していると思いますが…前提は未来の時代がどうしてもあるかな、と。
トラも同じトラですけど、やっぱり雰囲気とか違いますよね。未トラも出したいですが…うむむ、どこでどうだそうかなあ。

って、あれ、なんでトラ語りになってるんだ…？

コホン、次はちょっと時間を遡りますー。ちょこちょこ打ってたら、天飯要素が強くなったような、そうじゃないような。笑
やっぱ１７歳と２６歳は私のサンクチュアリ…！