でも、こればっかりは私としては譲れないのよね。クラス会計として、ね。

イレーザさんはDB界一、目が肥えていると思う今日この頃。

こんばんは、マロンです。
眠り姫書いてたら、ハイスクメンバーのどんちゃんが描きたくなってきました。
イレーザもシャプナーも大好きです。
きっと、この二人だったら悟飯の力のことを知っても、友達としてつきあってくれると思うんだ。
一般人…という言い方がいいかはわからないけども。
そんな二人（ビーデルは友達だけど…ちょっと特別だから）とのやりとりは悟飯にとってすごく大事だと思うんだ。

ブウ編での記憶消去って…。
どこまでが消されるのだろうか。
天下一武道会も消えるのかな。
悟飯＝グレートサイヤマン＝金色の戦士って方程式も消えちゃったのだろうか。
いや、でも映画で悟飯＝グレサイはみんなにばれてるってシャプナーがいってたしなあ。
ばれててもトイレでごまかそうとしてる悟飯に、呆れてるシャプナーって図式が妙につぼったんだ。

このあたりのお話もいつか書いてみたいな。
力をもっていることを必死に隠そうとしてる悟飯と、そんな悟飯をすでに受け入れてるんだよっていうシャプナーとイレーザ。



というわけで。
今日の小話は、イレーザ中心。
（といっても、眠り姫ネタで完全ギャグです…上の話とはまったくの別モノ笑）

（※ビー飯っぽい気がします…むしろ、イレーザ飯…？笑）







「悟飯くんだったら、ぜったいピンク似合うって思ってたのよ！」

私の眼に狂いはなかったわね。
満足げに笑う私の目の前で、可愛いお姫様は小さく唸って項垂れた。

「イレーザさん…やっぱり無理ありますよ」
「そんなことないって！」

はあと小さくため息をつくお姫様。
こんなゴツイお姫様いたら、僕にはギャグにしか思えないのにとかまだ何かいっている。
もう、まだそんなこといってるなんて！
悟飯くんは確かに肩幅広いけど、どっちかといえば着やせする方だし。
腰が細いから、ふわふわした服だったらノープロブレム。
むしろ、腰の細さ強調できていい感じじゃない！
もともと色白だから、ピンクはすごく映えるし。

「大体、その瞳の大きさは反則よ！」

そう、息つく間なく意気込んで説明すれば、悟飯くんは真っ赤になってさらに項垂れた。

「ね、ビーデル」
「　え　、あ、うん…そ、そうね」


仕方ないので、隣に立つ王子様にも話を振れば。
どうにも曖昧な返事。

「ビーデル…？」

珍しく眉間にしわが寄った横顔。
美人が台無しじゃない。

「…当日、悟飯くんには厨房にまわってもらいましょう」
「えー、何いってんのよ！」

かと思えば、とんでもないことを言い出した。
そんなの、もったいないじゃない。
絶対悟飯くんを出したら、利益あがるわよ～。
そんなの、一番ビーデルがわかってるでしょうに。
いちばん、わかってるのに…わかってるから？
あ、そっか。もしかして――

「ビーデル、お姫様がナンパされるかもって心配してるんでしょ～」
「な、ななな！い、イレーザっ!!!!」

ぴんぽーん。
あたりね。
そりゃあ、そうよね。
かっわいいもん。今の悟飯くん。彼女としては心配よねぇ。

「あら、だったら王子様が頑張って守りなさいよ～」

でも、こればっかりは私としては譲れないのよね。
クラス会計として、このお姫様を表舞台に出さないわけにはいかないじゃない。
…とは、さすがにいえないけども。

「…わかってるわよ」

王子様は、やっぱり小さくため息をついて。
あまりよくはわかっていないであろう（だって首をかしげて疑問符をとばしまくってるもの）お姫様をみつめた。


（ほんと、楽しみねvv）

文化祭当日。
いったいどんなことが起こるのやら。
少なくとも、このガタイのいい天然お姫様とツンデレな王子様が嵐の中心になることは間違いないわよね。
これだから、

（劇プロデューサーは止められないわ）



～～～
悟飯姫、ビーデル王子のくじにはどこか陰謀が…！
から派生したお話。笑
イレーザかなり好きなんで、ちょっと出張ってもらいました。
むしろ、イレーザに私が乗り移ってるのかもしれません。←
悟飯は女の子には一生勝てなさそうです。

眠り姫本編でも、次はビーデルさんに出てきてもらいたいなあ、と。
最近天VSビーが好きで仕方がないです。
アニメの悟飯が二人に舞空術を教える回は完全に天VSビーだ。