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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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…一度目誤って違うボタンおし、二度目はじかれ、三度目うまく反映されず、四度目です。

こんばんは、マロンです。
もう何もいいません…とにかく今度こそ、うまく反映してくれ…!!









(好きです…ってあのツフルのヤロウがついにいったってことか?)

たまたま踏み込んだ公園でみかけたのは、もの思いに耽る見なれたセンセー。
アイツの思い人。
なんでこんなこじんまりとした公園なんかにいるのか、気になったから声かけてみるかという気になった。
アイツの心ここにあらずの理由が、ここにあるような気がしてならなくて。
ここまで巻き込まれてんだ。少しぐらい事の真相しってもバチはあたらないだろう…なーんて、軽い気持ちで近づいたわけですが。
聞こえてきた独り言に思わず足がとまる。

だって、そんなに考え込んで…その言葉を確かめるように呟くなんぞ――思い当たる節がありすぎる。
咄嗟に、ブランコ裏の木々に身を隠した俺は正当防衛を主張したい。

そんな自分でもよくわからないことをうだうだ考えてるうちに、兄貴がやってきて。
その会話から、確信する。
センセーのいう親友は、ツフル以外考えにくい。


そりゃー、あの中学生日記を貫いてるツフルだから。
いってしまったことに後悔してるのかもしれない。
でも…もしかしたら、孫センセーの反応みるに、孫センセーは拒絶はしなかったのかもしれない。
そのことに、ちょっと、期待してる。
無理かもしれない。
そう思いつつ、期待せずにはいられないのだろう。

だからこそ、心ここにあらず、なのか。
なんつぅか…どこの純情少年だといってやりたい。

だが、今直接いいにいくのは…危険だ。
孫先生はツフルんとこ、会いにくるだろう。
基本はご実家に帰るつもりだろうが…あの様子をみるに、一度顔をみせて帰るだろう。
だって、立ち上がった先生はまさしく俺が歩もうと思った方向に歩いていってるんだからな。

鉢合わせなんてしたいはずも、ない。


「…ま、これは駄賃でもらっといてもいいかな」

ちょっと買いこみ過ぎた袋を見て、思う。
さすがに黙っていなくなるのは、後が怖いから。
携帯をとりだし、一文だけ打ちこんだ。

――春、逃がすなよ


意味がわからない文に、眉をしかめる仏頂面が目に浮かぶ。
だけど、数分後にその意味を知るだろう。


「春、か」

さわり、さわり。
携帯を握りしめる拳に、ひらり、のった一枚の花弁。

「…好きな人に会うのに、理由はいらない、か」

その言葉は、俺にも、勇気を与えてくれた。

~~~
短いですが、キリがいいのでここで一度きります…!
ようやくティメっぽくなってきました。あと1話で完結予定。

この3連休でサイトの方にまとめてUPできるといいなあ。
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