こんにちは、はじめまして。マロンといいます。
ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。
今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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今から出ます。あああああ、まさかの直前まで資料作り奮闘とか、まだ読み原はノータッチだからこれから頑張るんだぜ!でも88は祝いたいから、一言だけ残してくんだぜー!
大好きだ!
ひっそり書き貯めしてたアンドロイドおいていくんだぜ。
前回更新があまりにも前過ぎて覚えていない方もいらっしゃるでしょうが、説明なんてサービス、マロンにはないんだぜ。
…ごめんなさい orz
でも、気持ちだけはいつもフルで祝ってるんだぜーーー!
大好きなサイトさまめぐりは帰ってからの楽しみなんだぜ!
大好きだ!
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…ごめんなさい orz
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まさか、弟?
いや、そんな情報、なかった。
確か、スクは…両親は早くに亡くして、兄弟も…いないって。
いない?ほんとにいないのだろうか…それにしても「おにいちゃん」の言葉に敏感だったよな。
まさか、生き別れの兄弟とかそんなノリじゃないだろうな。
じいっと観察してても、胡散臭げな笑みを崩さない青年。
思いっきり、怪しいヤツという目線をつきつけてやった。
さっきの、目線はこいつだったのか…?
「俺は孫悟天。悟天って呼んでくれていいから」
「孫、だって…?」
だが、いわれた言葉に、自分の目が見開かれたのがわかった。
だって、孫って――今時苗字があるって珍しいけど、この苗字は俺だって知っている。
ロボット工学に少しでも携わるものだったら、誰だって知っている。
孫博士。アンドロイドの研究の第一人者だ。
もしかして、その血縁者、なのか。こいつ。そうはみえないけど…。
「あ、ほらトランクスくんって知ってるでしょ?俺トランクスくんの親友なんだ」
それで貴方の事も、スクさんのことも知ってるんだけど。
そう告げる男は、あえて孫博士のことには触れないつもりなのか。
それとも、ほんとにただの偶然なのか。
って。
「トランクスさん?」
またもや、すごい名前が来たな。
カプセルコーポレーションの御曹司にして、ロボット工学にもかなり精通している。
かくいう、ミラたちはこのカプセルコーポレーションの支援を受けているんだ。
知らないはずがない。
大体、トランクスさんはかなりミラとチョミに好意をよせてくれていて。
俺に対しても何かと心を砕いてくれていた数少ない人だから。
「あー、ま、うん、そうトランクスくん。もちろん、貴方の生みの親であるミラさんやチョミさんも知ってる」
「…っ」
しかも、今、こいつは正確に「生みの親」といった。
俺がつくられたものであることを知らなければ、いえない言葉だ。
いくら、最近ロボット工学が進んだといっでも、まだ俺のような完全人型タイプは珍しいはずだ。
見た目じゃ、違いなんてわからないはずだし。
それでも、こいつは…ミラとチョミの名をだして「生みの親」といった。
トランクスさんの知り合いっていうのは、あながち嘘じゃないのかもしれない。
「ねえ、スクさんになぜ貴方がボディーガードとしてつくことになったか知りたくない?」
「おま、え、…」
生みの親であり、育ての親であるミラとチョミ。
その二人が、今回の仕事に対して、少し負い目を感じていることは肌でわかっていた。
それでも、俺をスクにつけてくれた。そこにはきっと何か意味がある。
そもそも俺たちつくられたものは、命を狙われるような金持ちとか政治家につけられるのが普通なのに。
こんな質素なプレハブに勤めている、どこにでもいそうな…いや確かにあの若さは珍しいだろうけど…医者につけられるはずがない。
チョミは大きな力を持ちすぎるものは…っていってたけど、その大きな力ってなんだ?
なぜなんだ。
なぜ、が多すぎる。
好きな笑顔を守りたいからこそ。
だったら、俺は知るべきだ。
知って、もしそこに何か危険があるというならば、その危険から守りたい。
「…アンタの知ってること、教えてよ」
「オッケー。まあ、こんなとこで立ち話もなんだから、ちょっと歩こうか」
青年、悟天の手招きに従い、砂埃の中歩き出す。
だが、予想に反してプレハブとは逆方向へと足は動き出した。
「おい、そとにでるのか?」
それだと、俺は任務を果たせない。
そう眼で訴えたが…。
「大丈夫。別にどっかの喫茶店でゆっくり茶でもしばこうかってわけじゃないから」
「は?」
茶をしばくなんて、お前何歳だ。
思わずそっちへの突っ込みを心の中で呟いていれば、胡散臭い青年はすぐ近くのビルに入った。
「スクさんのボディーガードするんだったら、ここは知っておいた方が良い」
いわゆるビジネスビルといえるだろう。
俺や青年が入っていいもんなのか、少し躊躇していれば、一番優先すべき名前が出され。
まあ、いざというときだって俺の力をもってすればどうにでもなる、と意を決した。
「ここからだと、見えるんだよ」
「…プライベート侵害で訴えられるんじゃねぇの?」
悟天によって通されたのは、何もない…窓だけがある部屋。
しかも、ただの窓じゃない。曇り硝子で、おそらくはこちらからしか見えないのだろう。
そしてそこから外の世界を覗き込めば…あの白いプレハブが、俺の目をもってすれば中の様子までよく見えた。
「スクさんには許可を得てるよ、ちゃんと」
「ほんとか…?」
「スクさんだって、子どもたちの安全は考えてるからね」
ここは、俺とトランクスくんが主に使ってる部屋で。
隣には常駐している守衛さんみたいなのがいるんだ。
もしものときは、すぐに駆けつけられるように、ね。
「全部、カプセルコーポレーションの意向なんだ」
「へぇ…」
ミラたちの周りにも、何人かののボディーカードがいた。
なるべく生活には関わってこないよう、その気配は最低限に抑えられていたが。
まあ、技術の最先端を走る二人なんだから、仕方ないとも思っていた。
それと同じ状況が、今、スクにも適応されているということか。
だから、敵意もなく…ただ見てるって感じがしたわけだ。
「で?」
「え…?」
「お前、肝心なこといってねぇじゃねぇか…なんで、スクがそんなことしなきゃならない状態なわけ?」
曇り窓一枚隔ててみえるスクは、笑っていた。
子どもたち相手に、楽しげに…一人ひとりの子どもの脈をとりながら、眼を見つめ、微笑んでいた。
みるからに、善良な市民だろう。
どうして、ここまでガードをする必要がある?
俺が知りたいのは、その原因だ。
「…スクさんは、狙われてるんだ」
「誰に?」
「…そこまでは、俺も知らない。ただ、貴方がスクさんのもとに戻ってきたことで、波乱が起こるだろうことは確実だ」
「もどって、きた…?」
悟天は、もうそれ以上は何もしゃべろうとしなかった。
もどるという言葉を使った、悟天。
どういうことだ…やっぱり俺はもとからスクの知り合いだったのか。
だが、俺は生まれてこのかたずっとミラたちとしか交流がなかった。
山奥の小さな研究所。
そこで、ミラとチョミと俺と…時折トランクスさんとか他の研究員も顔出したりはしてたけど…三人の生活が基本だった。
でも、俺は…
『…んで、ここに、ティメが?!』
そう、はっきりいったスク。
少なくとも、スクは俺のことを知っていたことになる。
…もし、俺の意識が出来上がる前に、出逢っていたとしたらスクが俺のことを知っているのは何もおかしいことじゃないのかもしれない。
ミラとチョミとは元から知り合いだったようだし。
でも、だけど…
「それって、俺のせいでスクが何かの事件に巻き込まれるってことか?」
「カプセルコーポレーションでは、貴方の今回の一人立ちをよく思っている人は少なかったって話だよ」
「だけどっ」
「それを、ミラさんとチョミさん…あとトランクスさんとかブルマさんが押し切ったんだ」
俺は、スクを守るために派遣されたんじゃなかったのか?
どういうことだ…余計わけがわからなくなってきたぞ。
「…ほっといても、起きる事態だと、俺は思っている。だから」
悟天は、重たい口をひらくように続けた。
「逆に貴方がいることで、守れるとも考えられると…俺は思ってる」
だからこそ、今貴方に俺は話したんだ。
「知らないから、隠したから…傷つくのをみるのは、…もうたくさんなんだ」
くしゃり、笑った悟天。
その笑顔に、俺は結局もうそれ以上何もいえなくなってしまった。
運動場で遊ぶ子どもたちの楽しげな笑い声だけが、むなしく部屋に響いていた。
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まだこれでⅢおわってないんだぜ、信じられるかい…?
というか88お祝いのつもりが、悟天とティメしかいないっていう罠。
帰ってきたら、加筆修正してサイトにのっけます。
88大好きだーーーっ!!!!
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