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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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目が覚めたら、二週間経ってるなんてことないのかな、と真剣に考えてしまっています。
せっかくの飯飯ディがさ、試練の日なんだよ。
修行の旅なのさ…ははは、家にすら帰れないのさ。泊まりなのさ。
…うん、10日あたりにこうお祝いできたらいいな、って思ってます。

こんばんは、マロンです。
久しぶりに今日はほげーとできる日だったので、ほげーとしようと思ってたのですが、目が覚めたらカラスが鳴いてました。
お昼ごはん食べたところまでは記憶にあるのですが…ほげーとしすぎて意識失ってたみたいです。うがー。
やりたいこと山ほどあったのにな、来週忙殺フラグがたってるから今日こそはって思ってたのにな。



とりあえず、欲望に忠実にちょっと書いてみたアルティメスク。
パラレル注意報なので、苦手な方はまわれ右でお願いします。






―――泣かないのですか?

突きつけられた言葉はあまりにも唐突で、理解するまでに数秒の時間を要した。
耳に痛い沈黙の最中、覆うのは遠い雨の、音。
雨は、キライだ。
そんなことを、ふと、思った。

「…いい加減、時効だと私は思いますけどね」
「なにを、」

唇の端を、少しあげる。
動揺を悟られてはいけない。
僕は、もうそれを許される立場などではないのだから。
軽薄に、狡猾に、嗤って、みせる。

でも、そんなに短い付き合いでもない彼は――僕の精一杯の虚勢などお見通しなのだろう。
雨音に混ざる、溜息。
それすらに、ぴくりと跳ねる肩が、疎ましい。

「馬鹿だとは思ってましたが、ここまでとは…変なところはそっくりですね」

薄暗い、部屋。
時間の感覚が、ぐらり、揺れる。
だって、昼から室内に明かりをつける習慣は、ないんだ。
自然の光が溢れる世界の中で、わざわざ人工の灯火に頼りたくは、ない。
それが、仇となった。
光がないこの世界は、耳を刺す雨の歌声に満ちたこの世界は…どこまでもあの日を思い出させる。

「この現状を作りたくて、貴方はソレを手にしたのですか?」
「…ぁ、」

距離感をなくした僕の手の中に、いつの間にか握らされていた冷たい鉄の塊。
それはそこまで大きくないのに、あまりにも重たい。
僕の手には、重たすぎる。
懸命に保とうとした砂の城など、一瞬で崩壊した。

「貴方は、そんな薄っぺらい覚悟で、ソレを彼につきつけたのですか?」
「ゃ、あ、…っ」

握らされるままに、ソレの切っ先をまっすぐに向けさせられる。
添えられる手は、生き物の温もり。
なのに、手の中には、ただの冷たいソレ。

何かが腹の底からひっくり返るような、錯覚。
口に、手を運びたいのに、それすら許されない。

「彼とそっくりな私に…『俺に、向けるだけで、そんな顔するのに?』」
「―――ぁ、あぁっ」

似ている、僕たち。
似ていた、僕たち。
似ている、彼ら。

「互いに命を奪い合う武器をつきつけあって…そのくせ『撃てるわけ、ねえ』ですか?」

薄暗い灰色の世界に、光る閃光。
耳を裂くような豪雷が、僕の小さな、ちいさなせかい、を白く染めていった。


ねえ、知ってたよ。
僕は、知っていたんだ。

お前が、誰よりも強いことを。
敵だと認めた相手に対しては、背筋が凍るような冷笑を浮かべて叩き潰すことができることも。
血を吐くような決意の中、泥を被り続けていたことも。
決して、僕にだけはその側面を見せたくなかったみたいだけども。

ねえ、知ってたよ。
僕は、知っていたんだ。

お前が、誰にも決して弱みを見せなかったお前が…僕にだけは、その柔らかな部分すべてをさらしてくれていたことを。


それでも、それだからこそ…僕は、ぼくは――君に銃を突きつけたんだ。



~~~
ティメ不在。でもアルティメスクと言い張ります。
これを、以前いってたパロをいろいろいじった結果だといって何人の人が納得するだろうか。笑
キャストは気持ち、英→ティメ、米→スク、仏→アル。
イギとメリカはどっちをどっちにするか、結構迷ったけど、溺愛するののはティメのイメージが強かったからこうなりました。
もともとの話の原型はなくなったけど、書いてる本人はダブルで楽しんでます。笑

ちなみに正確にはアル→(ティメスク)。なんてかっこかっていうと、アルはティメスクダブルで好きだからだよ。
アルはティメスクがもだもだしてるのみて、楽しみつつイライラしてるといい。
相変わらずお馬鹿さんたちですね、見てて飽きません。でも、なんかいらっとしますね、なんでしょうこのもやもや…ああ、なんか腹がたってきました、とりあえずティメ一発殴らせろ。
敬語基本装備だけど、ティメスクには時折素を見せたらいいと思う。無意識に。そんな感じのアルが好きです。←

アルはひっかきまわすだけひっかきまわして、でも最後は二人がくっつくようしむけてくれるようなお兄さんタイプだと私が惚れる。
…なんか、私アルに夢見すぎな気がしてきた。笑


書き逃げごめん。
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