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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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こんばんは、マロンです。
だいぶ楽になってきました^q^
さすがに、熱もようやく落ちついてくれましたし。

熱だしてから、少し家族が優しかった気がする。
いや、うつるから近寄るなとかいわれたんですけど…^q^
なんだかんだいって、毛布追加でもってきてくれたり、よくきくのどあめ差し入れてくれたり。
でも、昼ごはんドリアで、夜ごはんラーメンっていうどきついものが設定されてるのはどういうこと…普段なら喜んでたべるけど、今胃が微妙に拒否反応おこしてるんですが。
これを機にダイエットしたら、って…たべるものたべないと治るものも治らないでしょう。
たく、ツンデレってやつですかね。笑

くぅ、それにしてもほんとに寝正月にしてしまったなあ。
なんか勿体ない気がする…が、まあ正月だからこそ休めたのも事実。
とりあえず、明日完全復帰目指します。
そしたら更新するんだ…!!


明日ぶり返さないことを願いつつ。
せっかくなので妄想の産物おいておきます。
某さんがおっしゃってた飯飯→悟飯の妄想に激しく悶えた結果、だよ…!!
えと、その、イメージ壊すようでしたらさくっと削除しますのでおっしゃってくださいませ…!




お前の為に死にたい
お前の為に生きたい
そういったら、お前は――どうした?

=I will die for you, I will…=

誰かが笑っていた。
それはとても身近で、誰よりも馴染んだ温もりで――愛しい色彩を纏っていた。
陽だまりのようだ、と思った。
傍にいることが、当たり前だった。
俺の誰よりも愛しい、半身――


「にいちゃん?」

不意に、引っ張られた。

「どうしたの?どこか、痛むの?」
「あ、いや…ごめん、悟天。にいちゃん、ちょっとぼーっとしてたみたいだな」

突如視界に飛び込んできたのは、慣れ親しんだ色彩。
つんつん四方に自由気ままに伸びる黒髪に、いつみても鮮やかな…山吹の道着。

「なら、いいけど……わー、なっつかしいねー」
「だろ?ちょっと、懐かしくなって、さ」

弟は納得はいかないようだったが、僕の言葉に渋々引き下がって視線を僕の手元へと移してくれた。
気を使ってくれたのか、それとも、その手元への好奇心に我慢ならなくなったのか。
おそらくその両方なのだろう。
僕が持っていたのは、ついこないだまで身にまとっていたはずの魔道着だった。

「そういえば、にいちゃん、最近こっちの道着は着ないよね」
「ああ…」
「僕としてはにいちゃんとお揃いの道着、嬉しいけど…こっちの道着のにいちゃんもかっこよかったのになー」

なんかもったいない気もするよー。
そう、僅かに頬を膨らます弟に小さく笑いを零して、ぽんぽんと軽く頭をなでて宥めた。
にいちゃんもお揃いで嬉しいな、そう笑った弟を力いっぱい抱きしめたのはそう昔の話ではない。
可愛い弟、そして、憧れの父と同じ、道着。
自ら望んだ。
この道着で戦いたい、と。

あれから、僕はずっとこの道着を着続けていた。
といっても、おとうさんや悟天の修行に付き合うときぐらいのものだから、頻度はそんなに高くない。
おかあさんは僕が修行をすることにはあまり賛成してはいないようだったけども。
それでも、家族三人がお揃いの道着を着ている姿をみてひそかに喜んでくれていたことも知っている。

この道着には僕なりの愛着がある。
そういえば、初めて師からもらったのもこの色彩だった。
まあ、文字は「魔」ってしっかり刻んでもらっていたのだけど。

その後、ピッコロさんはサイヤ人来襲直前に御揃いの道着をくれた。
ナメック星に向かうときには、初めて自分の手で道着を縫った。
敬愛する師と同じ道着を着たくて…それからはずっとピッコロさんとお揃いの道着だった。

どっちの道着も僕にとってかけがえのないもので。
一つひとつ、着れなくなったものも大事にしまっていた。
ふと、無性に懐かしくなった。
つい、こないだまで着ていた…あの、紫色の道着が。

「…この道着は、俺が着ちゃいけない気がするんだ」
「……にいちゃん?」

その道着をみていると、なぜだろう。
どうしようもなく、泣きたくなった。
何かがひっかかるんだ。
でも、それが何かはわからなくて…ただ、ただ――

―― バカティメ

「にいちゃんっ」

さっきとは比べ物にならない力で引っ張られた。

「やっぱりどこかいたいんじゃないの?だいじょうぶ、にいちゃん?」

ぐらぐらと揺さぶられて、世界が揺れる。
それでも手は離せなかった。
愛しく、懐かしいその色彩、を。
胸に抱きこめば、ふわり香る、芳香。
ああ、俺は、知っている。
知っているんだ…知っている。

―― 人の道着嗅いで何が楽しいのさ、ばかっ

耳元で弾けたそれは、どこまでも馴染んだそれだった。



~~~
ブウ編後、悟飯は魔道着きてないよなあということをティメスク的に解釈してみました。
僕と俺の人称混同はわざとです。
ティメだと思いながら僕といわせることに大層違和感を覚えつつ。笑
でもこれはティメであって、ティメじゃないっていうこの矛盾。
書いてる自分が混乱してきてる。^q^

このあともの展開も少し妄想してはいるのですが…またいつか加筆修正してちゃんとUPしたいな。
拙宅では珍しいティメが思考の波にとらわれてる話になりそうです。
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