こんにちは、はじめまして。マロンといいます。
ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。
今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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あっという間に年明けてしまった…!
時代に乗り切れていない気がするマロンです、あけおめです…!!
寝るまでが大晦日だよね!という自分ルールを発動しつつ。
ちょいっとサイトUPが難しそうなので、こちらに今ある分だけでもぺたり貼り付けておきます。
三日連続サイトUPしたかったんですが、まさかのかぜっぴき発動してしまったので…自分でも信じられないのですが、現在38,2の体温保持してります。←
たぶん、お昼に布団もかぶらず意識を手放してたせいだね…!!
軽い症状のうちにさっさと治します…!
こんなんでも、今は元気なんだぜ☆
若干間接痛いけど、これぐらいの症状なら多分明日明後日には治ると思うんだ…!
さて。今回のブログ更新はアンドロイドの続きです。
1日に加筆修正UPを目指します…!!
みなさんも体調にはどうかお気をつけて、よい年明けをお迎えくださいー!!
時代に乗り切れていない気がするマロンです、あけおめです…!!
寝るまでが大晦日だよね!という自分ルールを発動しつつ。
ちょいっとサイトUPが難しそうなので、こちらに今ある分だけでもぺたり貼り付けておきます。
三日連続サイトUPしたかったんですが、まさかのかぜっぴき発動してしまったので…自分でも信じられないのですが、現在38,2の体温保持してります。←
たぶん、お昼に布団もかぶらず意識を手放してたせいだね…!!
軽い症状のうちにさっさと治します…!
こんなんでも、今は元気なんだぜ☆
若干間接痛いけど、これぐらいの症状なら多分明日明後日には治ると思うんだ…!
さて。今回のブログ更新はアンドロイドの続きです。
1日に加筆修正UPを目指します…!!
みなさんも体調にはどうかお気をつけて、よい年明けをお迎えくださいー!!
僕は、いつも逃げてばかりだった。
自分を守ることしか、考えてなかったんだ。
「スク、林檎の摩り下ろし、食えるか?」
「うん。食べたい」
一年ぶりに、兄としてみることができるようになったその人は、絞り機で赤い果実を潰していく。
…ちょっと使い方間違ってるんだけどなあ。
それ、オレンジとかレモンとか果汁を絞るためのものなのに。
ま、いっか。
そうして出された摩り下ろしというよりも、握りつぶされたかのような林檎ジュースを礼をいって受けとる。
うーん、固形よりも、これはこれでありがたいかもしれない。
ゆっくり飲み干せば、すっとそれは喉に、胃に染み渡っていって――ほっと人心地ついた。
「…おいしい。ミラ兄」
「おう。なんか欲しいものあったらいえよ?」
「ありがとう」
何もなかったようにすることは、できない。
しては、いけない…犯した罪はこれからずっと背負わなくてはいけない。
だけど、いつもと同じようにすることは、できる。
その空間が泣きたいぐらいに…嬉しかった。
「ほんとに、ありがとう…」
「ああ」
ぽんぽんと軽く頭を撫でていく感覚は――とても懐かしいもので。
いつも、僕が何か頑張ったとき…テストで満点とるとか、かけっこで一等賞をとるとか、新たな理論を打ち立てられたときとか…そうやってミラ兄は僕の頭を優しく叩く。
それは、ミラ兄の「がんばったな」っていうご褒美なんだ。
僕も、ティメもこれが大好き、なんだ。
「スクも、ティメも一生懸命頑張ったから…だから今があるんだ。そのことに胸をはればいい」
「僕は…逃げてばっかだった」
「逃げるなんてコトバで逃げるな」
その手をとめることはなく、ミラ兄は優しく紡ぐ。
「スクはただティメと一緒にいたかったんだろ?それは、アイツも一緒さ」
その気持ちを、逃げるなんてコトバに置き換えないでくれ。
「みらにぃ…」
どうして、こうも…ミラ兄は大きいんだろう。
溢れてくる雫を止めることなんて、できなくて――
子どもに戻ったみたいに、泣いた。
「ほんとに、がんばったな…スク」
疲れきった体は、ゆっくりと睡魔に誘われていく。
穏やかに紡がれる響きに、耳を傾けながら…僕の意識は静かに落ちていった。
落ちる意識の中で、見た景色は…とても優しく、暖かな色をしていた。
微笑む、弟。
そっと、額にかかる前髪をどければ、くすぐったそうに身じろいた。
その顔色はまだまだ冴えないものではあったけども…表情は穏やかだ。
しばらくは寝続けるだろう。
ただでさえ消耗していたんだ。
でも、次に眼を覚ましたときは…きっと元気な笑顔を見せてくれる。
そんな優しい予感が、胸を揺さぶっていくことに幸せを感じずにはいられない。
よかった…ほんとによかった。
それしか、いえなかった。
「お前たちが、最後まで相手のこと想ってたから…だから今があるんだよ」
聴こえてはいなくても、いわずにはいられない。
ずっと、ずっと見てきた二人…何もできなくて歯がゆかった。
だけど、これからは、ずっと一緒なんだ。
「一生懸命足掻いて、どうにか手を伸ばそうと頑張ったから…手に入れられたんだ」
血がつながっているから家族。
一緒に住んでいるから家族。
そんなのは当てにならない。
自分たちで、家族としてあれるように頑張って…初めて家族になれるんだ。
「…それは友達にもいえると俺は思ってますよ」
ふと、窓の向こうに声をかける。
揺れる、気配。
どうやって、ここまで入ってこられたのかは知らないけども…。
「孫先輩…」
「ミラ、くん…」
「覚えてくださっていたんですね」
「…うん」
ガラガラと窓を開ければ、そこには、憧れてやまないかつての先輩がいた。
~~~
ミラ兄とスクのコンビがすごく好きです。
ミラには素直なスクが好きです。
スクに対してやたら男前兄貴なミラが好きです。
あとノンパに憧れてるミラが好きです。
ミラには素直なノンパが…以下略
ようやくアンドロイドも終わりが見えてまいりました。
この連載したいっていいはじめてはや1年以上なんですよね。
年内完結は難しかったけど、一月半ばには終了予定。
やっぱり幸せそうな飯たちを書くのは楽しいなー。
記憶喪失のちょっとどろどろした感じのも好きなんですけどね。
よし、寝て関節痛をさっさと治して続き書くぞー!!
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