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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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世間は三連休or夏休みだったんですね。
そのことに今更気付いて(ニュースでいってて)なんか驚き&悲しくなりました。


こんばんは、マロンです。
教養って一言でいいても範囲広すぎだ…!
誰か私に物理と化学と生物教えてください。(高校時代地学選択者)
世界史とか範囲広すぎて、わけわからんとです。
地理にいたっては、資料に翻弄されてます。
なんか、私が覚えたときと微妙にいろいろずれてんのがしんどいなぁ…。
統計とか、国際状況とかさ…。
(そう叫んだら、妹に「これだから昭和生まれは…」とかいわれました。ほっとけ。)
唯一日本史分野はすごく楽しんで本読んでるんだけどな。

…こんなことだったら、高校時代もっとちゃんと勉強しとくんだった。
(高校のときは、中学時代勉強してたらとか思ってたんだぜ!)



もう、参考書みるのもいやになってきたので、現実逃避です。(笑)
あ、なんかこないだいってた、ビー飯。
いろいろ考えてたら、書きたいネタが出てきたので。
勢いでプロットだけたてちゃいました。(まじでか)


『…戦いたくないよ』

そう、何度も呟いていた。
心の中で、叫んでいた。

…その選択そのものが最初からなくなってたのかも、しれない。


とかなんとか。
そんな感じの話になりそう。(わかりにくいよ)
たぶん、四話ぐらいになるかな。
いつもの長編よりは短い感じで。
カルマの坂おわったら、書いてみたいかも…。


書きたいネタばかりが蓄積されていきます。


というわけで。
カルマの坂の続きです。
今回ちょっぴりタレ飯風味…かな。





「ここが孫悟空の家かっ」

家のドアをふっ飛ばしながら乱入してくる…男達。
その誰もが、何かしらの武器を持っていた。
おかあさんはぎゅっと僕を抱きしめた。
にいちゃんは僕とおかあさんを庇うように立った。

「……………っ」

肯定も否定もせずに、睨みつける、にいちゃん。

「このクソガキッ」

にいちゃんに襲い掛かろうとする、男。
吹っ飛んだ。

「おいコラ、誰が襲って良いっつったよ」
「…すみませんっ」

それが、そいつらの仲間の男だと気付くのに数秒かかった。
それぐらい、この男の手さばきは素早かった。
おそらく、グループのリーダーだろうか。

その姿を見て、おかあさんが息を呑んで、小さく、呟いた。
悟空さ…と。
にいちゃんも、驚きを隠しきれて居ない。
戸惑いが見え隠れしている。
そりゃ、そうだ…あまりにも、あまりも

「へぇ、てめぇがカカロットのガキか」

おとうさんに似ている。
違うのは、肌の色…ぐらいか。
でも、男の一言に、にいちゃんは気配を変えた。

「……おかあさんたちには指一本触らせない」
「威勢の良いガキじゃねえか…」

にいちゃんは、ただ前だけを見据えていた。
その男とも、視線をはずそうとは、しない。

「ゾクゾクする目、してるじゃねぇか」
「……っ」
「悟飯ちゃんっ」

男はにやりと下卑た笑みを湛えた。
そして、そのままにいちゃんの顎をとらえた。

「…気に入った」
「な、」
「悟飯っつったか…よし、悟飯、俺のモンになれ」

場の空気が凍った。

「ざけるなっ!にいちゃんに汚い手で触れるなっ!!」

最初に意識を取り戻したのは、僕だった。
おかあさんの静止の手を振り切って、その男に殴りかかる。

「ご、てんっ」
「しゃらくせぇ」

だけど、その手が届くことはなかった。
何かすごい勢いでとんできた…と思った瞬間にはテーブルに全身を強かに打ちつけていた。

「く、そっ…にいちゃんから、て、はなせっ」
「ほう、さすがカカロットのガキ。タフだな、おい」
「悟天っ」

前を見たいのに、目がうまくあけられない。
にいちゃんの声だけが、聴こえる。
にいちゃん、にいちゃん、にいちゃんっ。

強く願った。
同時にばしんと乾いた音がして、抱きしめられた。

「悟天、大丈夫か!?」
「に、いちゃん…」
「よかったっ、ごてんっ」

温かい…。
にいちゃんの、腕、だ。

「オラの可愛い息子達にこれ以上、手出しはさえねぇべ」
「おうおう、カカロットの息子と嫁はみんな強気なことで」

そんな僕たちの前に、今度はおかあさんが立っているのだろうか。
でも、駄目だ…。
おかあさん、そいつは強い、よ。

「俺はなぁ、女子どもといって容赦はしねえよ」
「っ、これぐらいでびびってたら、悟空さの嫁はつとまらねぇべっ」
「へっ、そうかよ」
「やめろぉおおぉっ」

何かが振り上げられる、音。
その音にかぶさるように、響く、叫び声。
ぴたりと、とまった。

「…人質目的なんだろう」
「ほぉ、よく分かってるじゃねえか、ガキ」
「だったら、僕が行く…だから、おかあさんにも、悟天にも手を出すな」

きっぱり、言い切った、にいちゃん。

「でも、もしおかあさんと悟天に手を出したら…僕はここで舌を切って死ぬ。僕が、欲しいんだろ?」

その言葉に、どん底に落とされる。
悟飯ちゃんっ、と叫び続けるおかあさんの声が悲しく響く。

「はっはっは、いうな、ガキ。それでこそ、俺が見込んだガキだ」

まだ、にいちゃんの腕の中に、いるのに。
なのに、なのに、何もできない…無力な己。

「ごめんなさい、おとうさん…」

そんなこと、いわないて。
ただ、縋る。
大好きな、手に、縋る。
泣いて、喚いて…行かないで、と。

「ごめんさない、おかあさん…ごめんね、悟天…」

そっと外された二人を繋ぐ手。

「ありがとう…だいすきだよ、悟天」

意識がとんだ。



~~~
レタス、書いてて楽しいです。
悟飯をツンツンにできるのが、楽しい。(そこか)
でも、レタスのことよく知らないんだ。
まだ、映画見てないんだ。
勝手な妄想なんだ。

…ごめん、ターレス。
私の中で君は悟飯さらう変態さんってイメージなんだ。(ぶっちゃけた!)
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