こんにちは、はじめまして。マロンといいます。
ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。
今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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あれ、いつのまにか大晦日突入してますね…。
こんばんは、マロンです。
えと、リハビリかねてまたお題に挑戦していきます。
前回と同じくいろんなジャンルで。
多分、メインは戦国関連になるとは思うのですが・・・。
こっそり、DBとかバテリーとか入れれたらいいなとも♪(笑)
最初の選手は、戦国無双2の三幸です。
久々すぎて、雰囲気そのものが今までと違う気が…。(大汗)
こんばんは、マロンです。
えと、リハビリかねてまたお題に挑戦していきます。
前回と同じくいろんなジャンルで。
多分、メインは戦国関連になるとは思うのですが・・・。
こっそり、DBとかバテリーとか入れれたらいいなとも♪(笑)
最初の選手は、戦国無双2の三幸です。
久々すぎて、雰囲気そのものが今までと違う気が…。(大汗)
どうでもよかった。
ああ、俺は“ヤツ”のことを気に留めようともしなかった。
ヤツは、“透明”だったから。
気付くことなど、できるはずもなかった。
はじめて、コトバを交わした。
いや、ほんとうは前からすれ違っていたのかも、しれない。
しかし、アイツのコトバをきいたのは、このときがはじめてだった。
「義、ではないでしょうか?」
耳から、離れぬ。
はじめて交わしたコトバが、何度も耳元で繰りかえさえる。
強力な、言霊。
それから、気がつけばアイツを目で追っていた。
そして、気付いた。
どこまでも、慇懃な態度は崩さない。
自身の置かれている立場を弁え、誰に対しても頭を下げる。
しかし、その背が曲がることはない。
真っ直ぐ、だった。
これが、“真田幸村”の姿だった。
俺は余計なものを削ぎ落とした…そう、冬の景色のような何者にも媚びない…あるがままの姿を好む。
“幸村”の在る姿はまさしく、それだった。
しかし、俺にとって城で出会うアイツは、幸村ではなく“透明”だった。
あれほどの言霊を持つアイツが。
なぜ…
「…おはようございます、三成殿」
「ああ」
わからぬ。
わからぬ。
わからぬ。
「三成殿…?」
訝しげな、声。
脳でその声を察知する前に、“幸村”を壁に叩き付けていた。
小さく悲鳴を上げたのは、新しく建造されたばかりの木の壁か、それとも幸村だったのか。
ただ視線だけがそこにあった。
見つめる先は、澄み過ぎた、湖。
そう、どこまでも深く、底が見えぬ。
いや、ないのか。
そこまで考えが至り、何かが弾けた。
…ああ、そうか。
「幸村、お前はお前だ」
「……っ」
“透明”の原因。
それは、この、瞳。
何も。映さぬ、瞳。
「なぜ、貴様が“透明”になりたがるか、俺にはわからぬ」
「私は…わ、たしはっ、いくさ、でし、かっ…」
「お前は、ここに、居る」
生きている。
「私は、わたしはっ…!」
――あの子は、闇を抱いている
遠くで、友人の声が聞こえた。
――知りたいか?
ゆっくり、頭=かぶり=を振る。
強く、強く握っていた腕を一度開放し、
「今、お前は、ここに、居る。それで、充分だ」
そっと、背に回した。
「みつ、なり、どの…」
静かな湖は、緩やかに水面を揺らした。
小さな波紋は広がり、深い湖に僅かな光を映し出す。
ただの、“透明”だった。
いや、そう思っていた。
だが、本当は違う。
お前は鮮やかな色彩をもっている。
俺の心に、一つの焔を灯すような・・・。
そうだ、お前には多くの色があるはずだ。
一つずつでいい。
俺は、それを知りたい。
今からも歩み続けるお前が何色に輝くか…俺は知っていきたい。
だから。
だから――
「ともに、生きよう」
01. 七色十色の君の顔
~~~
イッツ雰囲気SS。
あまりにも小話を書くこと自体久しぶりすぎて、自分でも何がなにやら…。
初心に帰って(?)三幸馴れ初め話を書くつもりが、おかしな展開に…。
いろいろ恥かしい・・・。
この話書くのに、この分量なのに、一時間以上かかった…よ。
しばらく、短文でリハビリしていきます・・・。
お題はこちらからお借りしました。
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