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こんにちは、はじめまして。マロンといいます。 ちょうど10年ぐらい前でしょうか…ドラゴンボールの悟飯ちゃんに再熱して、サイトを開設していたものです。サイトの方は、5年前に私生活が慌ただしくなったことを機に閉鎖し、今は倉庫として放置しています。 今更ながらに、悟飯ちゃん愛が再熱してきまして…それでも私生活が慌ただしいことには変わりないので、長続きするかもわかりませんが、しばらくの間、ネット世界の片隅でわーわー騒いでいたいと思います。
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何事もゆとりをもってやることは大切…といつも身に染みているはずなのに毎回反省が生かせていない気がします。

こんばんは、マロンです。
明日の準備に思った以上に手間取りました…orz
大事な資料とか、申請過程とか、どこにやったか完全忘れちゃってたのが大きな罠だった…←ただの間抜け
何事も久しぶりにやろうとすると、ダメですね…はあ。

悔しいので、ここに書きあがった分だけ置いていきます…!
If…最終話の前編です。
やはりというかなんというか、悟天が出張るのはもうデフォルメになりつつ…



あと、10分で10月です。(多分、日記書いてるうちに10月になる気はする)
天飯&トラ飯Dayまで一週間ですよ。
わー、きっとたくさんの素敵な天飯とトラ飯が見れるんですよ!
幸せだ~vv

うちのサイトでは、一つの話でいろんな天飯を書けたらいいなあとか今画策(?)してます。
ある意味連載より難しくて、ちょこっと難航してるのですが、書いてる本人が何より一番楽しんでる…笑






きっと、きっと
惑っていたのは、他の誰でもない―――


=If…= Ⅲ-①


「はぁ…」

ざぶりと若干大げさな音を立てて溢れる湯。
全身を伸ばして、一呼吸。
こんなにも、お風呂が心地よいものだとは。
なんだか、新発見をした気分だ。

自分の世界では、お風呂は大抵ドラム缶だ。
でも、こっちではちゃんと風呂場があった。
いや、あっちでも風呂場はあるんだけど。
外の空気に触れられるドラム缶を父さんをはじめとする孫家男衆は好んだ。
でも、さすがに女の人だとそうもいってられないらしい…。
というか、お母さんが許してはくれない。

「女の人って大変なんだな…さらしにしても、ブラジャーにしても…きついし」

当たり前のようにこなしている、女性達に改めて尊敬の念を送る。
それにしても…いろいろ複雑だよなぁ。
大体、物心ついてはじめてみた女性の全身像が自分って――
複雑にも程がある。

「女の子に男の子、か」

よくは、わからなかった。
だけど、たとえ僕が女の子だったとしても…。

「戦っては、いたんだよな」

少なくともこの世界は僕が居た世界とは、大きくは変わっては居ないようだった。
あれから、集めた情報を整理しても、セルと戦ったこと、魔人と戦ったこと。
その事実は変わらず紡がれていたらしい。
まあ、小さなところでは差異が起きているみたいだけど。
そもそも、ミスサタンが…世界一の武道家であると同時に、世界一の美女って。
会って見たいような、会いたくないような。
僕の想像力の範囲をはるかに超えてるよ…。
それに、家事している父さんとかも、僕にはいろんな意味で衝撃的だ。
お母さんはバリバリのキャリアウーマン(細かな語弊はこの際無視だ)だし。
こういったふうに、少しずつだけどそれぞれの人物はやはり違っているようではある。

でも。
それでも。
お父さんは修行が大好きだし、お母さんは僕たちのこととても心配してくれるし。
大好きな両親には変わりない。
悟天にいたっては、どこが変わっているのかまだわからないぐらいだし。

でも。
それでも。

「僕はやっぱり同じ間違いを繰り返していたのか…」

セルとの戦い。
爆発した僕は…同じ道を歩んだんだ。


「…僕って馬鹿だな」

零れたのは、何だったのか。
ただ、どこかに穴が開いたような、無気力感。
結局は――






「ねえちゃん!!!背中流したげる!!!」

勢いよく開く、扉。
そこには、満面の笑みの弟、いや妹…とにかく悟天がいた。

「え、いや、でも、ご、ごてん!」
「いいから、いいから!」

こちらの静止は一切きかず、悟天は浴槽に飛び込んだ。
とびちる、お湯。
目の前には、にこにこ笑顔。

「危ないだろ!悟天」
「えへへ、ごめんなさい」

一言注意。
でも、悪びれずに笑顔を崩さない悟天に…結局つられて笑ってしまう。

「あまり騒ぐでねえぞ」
「楽しそうだな!オラも…」
「悟空さまで騒いじまったら、うちの風呂がもたないべ!」

そんな僕たちにかかるお母さんとお父さんの、声。
…ああ、温かい。

僕はどこの世界でも馬鹿だ。
だけど、だけど…こんなにも、温かい。
…泣きたいぐらいに、嬉しかった。



~~~
結局性別転換してもしなくても、この孫家の雰囲気だけは一緒なのかな、とか。
その温かさに悟飯は救われてるといいな、とか。
そんなドリーム。
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